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ミュージックテラス「Kアリーナ横浜」から「ゆめが丘」まで、2023年秋以降、ヨコハマがますます熱い!

時事ネタ

2023/08/12 19:00

 2022年秋~23年春は、関西・関東エリアで新しいアウトレットモールの開業が続いた。今年秋から来年にかけては横浜市内に音楽アリーナや複数の大型商業施設が開業予定だ。

「Kアリーナ横浜」を中心とする「ミュージックテラス」
は2023年秋グランドオープン
 

横浜駅徒歩圏内に世界最大級の音楽アリーナが誕生

 まず今年9月29日に、横浜みなとみらい21地区(神奈川県横浜市西区)で推進していた大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト(街区名称:ミュージックテラス)」の核となる「Kアリーナ横浜」が開業する。Kアリーナ横浜は、世界最大級となる2万席の音楽アリーナで、ソニーマーケティングが高精細LEDビジョン、ハイクラススピーカー、舞台照明などの音響・システム面で全面的に協力している。
 
音楽に特化した大型アリーナ「Kアリーナ横浜」
の内観イメージ(左)と、
ミュージックテラスの外観

 ミュージックテラス(Kアリーナ横浜)の最寄り駅は、横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅だが(臨港パーク口から徒歩5分)、JR線他各線の横浜駅東口から徒歩11分(現在計画中の歩行者デッキが完成した場合は約9分)に位置するため、みなとみらい地区ではなく、横浜駅東口の新スポットといってもいいだろう。
 
東京都心・羽田空港からの電車でのアクセス
(「ミュージックテラス」公式サイトより)

 一方、今秋には、横浜駅西口の「ダイエー横浜西口店」の跡地に「(仮称)イオンモール横浜西口」も開業予定。イオングループのOPAが運営する「横浜ビブレ」に隣接しており、相鉄ジョイナス・高島屋・ビブレ・ヨドバシカメラ・ビックカメラといった雑多な印象のある西口エリアで、イオンカラーが強まりそうだ。
 
「イオンモール横浜西口」は2023年秋開業予定

 なお、エディオンは、横浜市西区の新店舗として「エディオン横浜西口本店(仮称)」の求人を募集しており、募集要項によると同店は「今冬オープン予定」となっている。
 

24年は横浜「ゆめが丘」と「所沢」に大型商業施設がオープン予定

 また24年夏には、相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅(横浜市泉区)に直結し、横浜市営地下鉄ブルーライン「下飯田」駅からすぐの立地に、相鉄グループによる「ゆめが丘大規模集客施設」が開業予定だ。

 ゆめが丘は、横浜市内といっても横浜駅からはだいぶ離れている。相鉄いずみ野線の終点「湘南台」駅の一つ前であり、むしろ、神奈川県の県央・湘南エリアからのほうが行きやすいだろう。起工式開催時の発表によると、施設は、地上3階建・地上1階建+屋上駐車場・立体駐車場棟の3棟構成で、店舗数は約140店舗の予定。
 
「ゆめが丘大規模集客施設」のイメージ

 注目の街・エリアとして、「横浜」に加え、24年秋にゆめが丘駅前とほぼ同規模の広域集客型商業施設が開業予定の「所沢」、25年春にイオンモールの次世代型複合商業施設「(仮称)八王子インターチェンジ北」の新規出店計画がある「八王子」も挙げたい。ほかにも全国各地の区画整理・再開発エリアに多数の開発計画があり、大型商業施設、音楽やエンタテインメント、スポーツなどの広域集客施設は今後も続々と増えていきそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)
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