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ソフトバンク子会社、自動運転レベル4対応の新型自動運転EV「MiCa(ミカ)」を日本に導入

暮らし

2023/05/17 19:30

 ソフトバンクの子会社であるBOLDLY(ボードリー)は、エストニア共和国のAuve Tech(オーブテック)が2022年10月に発表した、自動運転レベル4対応の自動運転EV「MiCa(ミカ)」を世界ではじめて購入し、日本に導入することを5月16日に発表した。同日に、茨城県猿島郡境町と「MiCa」の購入に関する覚え書きを締結し、2023年中の導入を予定している。

「MiCa」日本仕様モデルのイメージ

2023年夏以降に公道で走行予定

 BOLDLYは、「MiCa」の日本での導入および早期の公道走行に向けて、2022年からAuve Techに協力し、「MiCa」日本仕様モデルの開発を進めてきた。

 日本仕様モデルは、車両の製造段階でBOLDLYの運行管理プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」に対応した機器やカメラなどを搭載しており、車両のソフトウエアと「Dispatcher」がAPI連携しているなど、「Dispatcher」ネーティブ車両となっている。また、日本の道路に合わせて、エストニア仕様モデルでは車体の右側に設置されているドアを左側に設置する。

 今後は自治体や企業への納入を進め、2023年度に約10台の「MiCa」を、日本に導入することを目指しており、「MiCa」の導入を通じて社会が抱える課題の解決と、自動運転レベル4のモビリティサービス実現に貢献していく。

 「MiCa」は、7基のLiDAR(ライダー)センサーおよび8基のカメラによって周辺環境を把握し、障害物を検知して自動で回避する。100m先まで検知可能なLiDARセンサーが周辺の状況を常に把握しているので、経路上に障害物があった場合には事前に設定した範囲内で回避できる。

 車体は全長4.2×全幅1.8×全高2.5mとコンパクトながら、広々とした車内スペースを確保し、最大8名が快適に乗車可能となっている。また、小回りが利くので狭い道路でも走行にも適する。

 さらに、最新のセンサーとソフトウェアを搭載し、降雪や豪雨などの環境下でも走行できるほか、ステアリング、ブレーキ、コンピュータ、センサーといった安全に関するすべてのシステムを冗長化し、車両故障のリスクを最小限に抑えている。なお、急速充電モデルでは約1時間で充電が完了する。
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