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セブン&アイHD、そごう・西武の譲渡時期を再延期 交渉の遅れなどから

 セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)は3月30日、「西武池袋本店」をはじめ全国10の百貨店・SC(テナントビル)を運営するそごう・西武に関し、譲渡時期を延期すると発表した。新たな譲渡時期は決まり次第発表する。

池袋駅と一体化した旗艦店「西武池袋本店」(記者撮影)

 国内外のコンビニ事業に集中するため、セブン&アイHDは、家電量販店「ヨドバシカメラ」、アウトドア用品店「石井スポーツ」を運営するヨドバシホールディングスをビジネスパートナーとする米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループへの売却を決定。2022年11月11日の契約時点では、23年2月1日に譲渡契約を実行する予定だったが、必要となる所定の条件の充足に向けて交渉が継続しているためとして3月中に延期していた。まだ交渉は継続しているという。
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