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四国・瀬戸内エリアの観光振興に向けたクルーズトレインを運行、JR西日本など4社のプロジェクト

暮らし

2023/03/29 07:30

 西日本旅客鉄道(JR西日本)、四国旅客鉄道(JR四国)、日本貨物鉄道(JR貨物)、東急は、4社が協力するプロジェクトとして、四国・瀬戸内エリアの観光振興・地域活性化を目的としたクルーズトレインを、2024年1月から運行する。

クルーズトレインの編成イメージ

岡山駅を発地に高松や松山などを巡る

 2024年に運行するクルーズトレインは、岡山駅を発地に高松や松山などをめぐる運行を実施し、訴求力のある旅行商品に仕立てることで、四国・瀬戸内エリアの観光資源の魅力発信を行う。

 実施にあたっては、東急が運営する「THE ROYAL EXPRESS」と、JR貨物およびJR西日本の電気機関車を活用して、岡山~児島間をJR西日本、児島~四国島内をJR四国が運行する。また、旅行商品販売・企画・運営を東急、クルーズトレインの四国への運搬および電気機関車の提供・整備をJR貨物が行うなど、複数の鉄道事業者の協力による、四国・瀬戸内エリアの観光振興・地域活性化に向けた取り組みとなる。

 運転時期は2024年1月~3月で、同期間に1回4日間の運行を6回予定している。運転エリアは岡山~高松~松山方面で、電気機関車によるけん引での運行を予定する。