新横浜駅に新しい待合室「Shin-Yoko Gateway Spot」、3月25日から

暮らし

2023/03/16 12:00

 東急電鉄(東急)と相模鉄道(相鉄)は3月25日に、相鉄・東急新横浜線の新横浜駅内に、待合室「Shin-Yoko Gateway Spot(シンヨコ ゲートウェイ スポット)」をオープンする。

「Shin-Yoko Gateway Spot」のイメージ

ワイヤレス充電スポットやAIカフェなど最新技術を装備

 2023年3月18日開業予定の相鉄・東急新横浜線にあわせて新設する「Shin-Yoko Gateway Spot」は相鉄線、東急線、中部・関西方面の玄関口としての役割も担う。

 デザインは、地元ゆかりのデザイナーであるトラフ建築設計事務所が監修を担当。相鉄線・東急線沿線に加え、中部関西方面の人々の暮らしが交わる交流拠点となることをイメージし、壁面などの内装材に相鉄の「デザインブランドアッププロジェクト」で使用しているレンガ、東急の駅舎の廃木材「えきもく」、JR東海の「東海道新幹線再生アルミ」といった各社の歴史を象徴する素材を使用する。
 
内装材には各社の歴史を象徴する素材を使用

 駅舎としては日本初となる50Wワイヤレス充電スポット「POWER SPOT」や、相鉄では初であり、東急では目黒線目黒駅、東横線・目黒線日吉駅に続いて3駅目となる、AIロボットカフェ「root C(ルートシー)」を設置するなど、新たな体験ができる場として活用していく。

 また、デジタルサイネージでは、相鉄線・東急線を含む7社局14路線と中部関西方面の広域的なおでかけ情報のほか、各社沿線の魅力を紹介する動画、日産スタジアムをホームスタジアムとする、横浜F・マリノスの選手からのメッセージ動画などを放映する。

 「root C」は、アプリで時間と受け取り場所を指定して、完全無人・非接触でスペシャルティコーヒーを受け取れるAIロボットカフェ。店の前で待つことなく、移動途中の注文も可能となっており、パーソナライズ診断「root C MATCH」によってライフスタイルや嗜好に合わせたコーヒーを提案する。
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