【今週のニュースダイジェスト】 1月6日～12日の期間、「BCN＋R」で注目を集めたのは、国土交通省が「電子車検証」を開始したことについて取り上げた記事だった。また、「ネットスラング」や「インフルエンザお見舞い金」に関連した記事も読まれた。「じゃがりこ細いやつ」「博多三氣の感謝祭」がテーマの記事も関心が高かった。

高温になる場所に新車検証は放置しない

　国土交通省は、「電子車検証特設サイト」などで以前から情報を公開していた「電子車検証」を2023年1月4日に開始した。
 
　新しい電子車検証は、A6サイズ相当の厚紙にICタグを貼付したもの。国土交通省では、「よくある質問と答え」において、ICタグを貼付した新しい電子車検証は従来同様、車両運行時に携帯する必要があり、ダッシュボードの中などに保管して構わないが、ダッシュボードの上など、過度な高温になる場所に長時間放置することは避けてほしいと呼びかけている。

「ぬるぽ」には「ガッ」と返す

【こっそりミームを教えます・75】 「ぬるぽ」と書き込みがあったら「ガッ」と返す文化が2ちゃんねるであったことをご存知だろうか。22年で20周年を迎えたネットスラングについて、発祥元や意味を調べた。
 
　「ぬるぽ」の語源は「Null Pointer Exception」というJavaのプログラミング言語で、データ上のエラーが起こると表示されるもの。02年、2ちゃんねるのプログラマー向けの掲示板で「Null Pointer Exceptionを“ぬるぽ”と呼ぶ」というスレが立った。その書き込みに対して、ハンマーのようなもので殴るAA（アスキーアート）とともに「ガッ」という返信。「ガッ」とはエラーを“叩いて直す”ことから「叩く（殴る）」意味とされていた。（フリーライター・井原亘）

治療で最大7000円・入院で3万円

　Zホールディングス（ZHD）とZHDのグループ会社のZフィナンシャル、PayPayとPayPay保険サービスの4社は1月11日から、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん（1dayほけん）」ミニアプリで月額250円から加入でき、最短即日で保険金が受け取れる「インフルエンザお見舞い金」の提供を開始したと発表した。インフルエンザに特化した保険商品は国内初となる。
 
　インフルエンザお見舞い金はPayPayのアプリから加入できる。月額250円から加入でき、保険料は「PayPayポイント」や「PayPay残高」などで支払える。加入者が保険期間中にインフルエンザA型もしくはB型に罹患し、病院などで抗インフルエンザ薬を処方された場合、最大7000円の治療保険金を受け取れる。また、治療を目的として2日（1泊2日）以上の入院をした場合は、3万円の入院保険金を受け取れることができる。

17万5722票を獲得

　カルビーは、「じゃがりこ細いやつ（決）サラダ」の正式発売を決定した。売っていいかどうかの投票を実施。17万5722票を獲得して正式発売が実現した。
 
　1万票の達成で正式発売としていたものの、想像をはるかに超えるスピードで多くの投票があったことから、カルビーでは追加のキャンペーンを実施。当初、10人に5ケース（60個）をプレゼントするというものだったが、追加で当選人数を2倍の20人に増やしたほか、当選者に副賞としてオリジナルの「じゃがりこ細いやつTシャツ」もプレゼントすることになった。

ワンコイン500円で提供

　博多三氣（はかたさんき）は1月10～16日の期間、同社が運営する元祖替玉10円とんこつラーメン専門店「博多三氣」の水城店、板付店、野間店、福大通り片江店、姪浜大通り福重店、松島原田店で、「お客様感謝祭」を実施している。
 
　お客様感謝祭では、感謝の気持ちを込めて「白・赤・黒ラーメン」（あっさりとんこつの白、ピリ辛とんこつの赤、こってり黒マー油の黒）を、1人1杯限定で500円で提供している。