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飲食デリバリーのDoorDash(ドアダッシュ)、8月31日にサービス終了 「Wolt」へ統合

販売戦略

2022/06/02 17:30

 2021年11月に発表した、米国最大手のオンデマンド・デリバリー・プラットフォームを運営するDoorDash(ドアダッシュ)によるWolt(ウォルト)の買収が2022年6月1日に正式に完了したことを受け、日本でのサービスは「Wolt」に統合する。日本法人のDoorDash Technologies Japanは、公式Twitterアカウントなどで「DoorDashとWoltはひとつになります」と案内している。

サービス統合の告知

 22年8月31日にドアダッシュブランドとしてのサービス・アプリの提供を終了し、それ以降は、Woltブランドで日本国内でのビジネスを展開・強化していく予定。
 
変更点

 ドアダッシュのサービス・アプリは、ドアダッシュブランドとしての運営終了まで引き続き利用が可能。ただし、ドアダッシュが付与したクレジットおよびプロモコードの有効期限は22年7月31日までとなる。

 統合によりDoorDashは、米国を含む世界27カ国で事業を展開する。ドアダッシュは21年6月の日本参入後、サービスエリアを拡大していたが、20年3月に日本に進出し「フィンランド発デリバリーサービス」としてブランド感を醸成してきたWoltに統合する。なお、Woltの配達エリア外・ドアダッシュ配達エリア内のユーザー向けに、Woltの配達エリアの拡大と加盟店の移行を進めていく方針。Woltの配達エリアは公式サイトで確認できる。