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Z世代の55%が「ウェルビーイング」を認知 「多様な働き方」「ストレス軽減」などに期待

データ

2022/06/01 08:00

 ラフールは5月26日に、従業員数1000名以上の企業に勤務するZ世代を対象に実施した、「Z世代のウェルビーイング」に対する意識調査の結果を発表した。同調査は4月19日に行われ、109名から回答を得ている。

「ウェルビーイング」の認知度は55.0%

 調査対象者に、「ウェルビーイング(Well-being)」という言葉を知っているかを尋ねたところ、「名前も意味も知っている」が32.1%、「名前だけ知っている」が22.9%だった。
 
ウェルビーイングが世の中の動きとして進んでいくことにについて約8割が賛同

 ウェルビーイングが「心身が健康で、社会的にも満たされた状態」という意味であることを示した上で、世の中の動きとして進んでいくことに対して、どう思うかを尋ねた質問では、「大きく賛同する」が34.0%、「やや賛同する」が45.9%となっている。
 
ウェルビーイング経営を取り入れている企業に期待すること、
「多様な働き方が奨励されること」が最多に

 ウェルビーイング経営を取り入れている企業に対して、期待することとしては(複数回答)、「多様な働き方が奨励されること」が48.6%、「自分らしく活き活きと働けること」が39.4%、「心理的安全性が確保されること」が37.6%、「メンタルヘルスケアが行われること」が35.8%だった。

 ウェルビーイング経営を取り入れている企業に対して期待することとして、「わからない/答えられない」以外の回答をした人に、期待することを自由に答えてもらったところ、「仕事にやり甲斐を感じながら、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)も高まること」「ストレスの軽減」といった意見が寄せられている。
 
7割超の人がウェルビーイング経営は貢献意識や働きがいにつながると回答

 自身の勤務先がウェルビーイング経営を取り入れていれば、貢献意識や働きがいにつながると思うかを尋ねた質問では、「非常にそう思う」が24.8%、「ややそう思う」が48.6%だった。
 
7割超の人がウェルビーイング経営が転職先選びの決め手になると回答

 もし転職を考える場合、会社がウェルビーイング経営を取り入れていれば、転職先の決め手になると思うかを尋ねたところ、「非常にそう思う」が16.6%、「ややそう思う」が55.0%となっている。
 
ウェルビーイングの状態把握のために「組織サーベイ」が重要とする回答が約7割に

 会社が従業員の心身の健康をはじめとしたウェルビーイングの状態を把握するためには、「組織サーベイ」が重要だと思うかを尋ねた質問では、「重要だと思う」(「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計)という回答が69.2%を占めた。
 
ウェルビーイングの状態把握に「組織サーベイ」が重要だと思う理由、
「自身の状態を数値で知ることでセルフケアにつなげられると思うから」が最多に

 会社が従業員の心身の健康をはじめとしたウェルビーイングの状態を把握するためには、「組織サーベイ」が「重要だと思う」(「非常にそう思う」「ややそう思う」)と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答))、「自身の状態を数値で知ることでセルフケアにつなげられると思うから」が53.9%、「メンタルヘルスケアの管理につながると思うから」が34.2%、「組織の状態を数値で知ることが重要だと思うから」が30.3%となっている。