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秋田県初のモンブランスイーツ専門店「REGAL RITZ」、3月にオープン

グルメ

2022/03/15 07:00

 プライムスイーツカンパニーは、秋田県の角館で、秋田県初のモンブランスイーツ専門店「REGAL RITZ(レガール・リッツ)」を3月12日にオープンした。日本一大きな栗といわれる「西明寺栗」を生産している“栗の郷”からほど近い角館で、栗の素材本来の美味しさを引き出したモンブランスイーツを店内工房ですべて手作りして提供する。


 プライムスイーツカンパニーでは、角館でプリン専門店「あきたプリン亭」を2020年3月にオープンした。しかし、同時期から新型コロナウイルスが流行し、秋田県全域で遠方の人に来てもらうことが難しい状況に見舞われた。秋田県の統計では、角館武家屋敷の観光客数は2019年比で24%、仙北市全体でも40%に減少している。一方で、県内や近隣の多くの顧客からの手ごたえを感じているという。そこで今回、角館で新たにモンブランスイーツの専門店をオープンし、さらに角館の活性化に取り組んでいきたいと考え、「REGAL RITZ」を開業した。

 「REGAL RITZ」では、300年以上の歴史をもつ“栗の郷”秋田県角館から、栗の美味しさを引き出した、オリジナルモンブランスイーツを届ける。栗は、和栗・洋栗など、品種によって味わいが違う。同店は、栗がもつ可能性を引き出した、最上級のモンブランスイーツを提案する。モンブランスイーツは、角館が育む歴史とともに、末永く人々の「REGAL=大好物」になることを願い、店内工房で手作りしている。

 京都の公家文化と武家社会の文化が融合することで生まれた、歴史を感じられる街として名高い、「みちのくの小京都」秋田・角館。「REGAL RITZ」の店舗は、武家屋敷をはじめとした、古くからの建造物が立ち並ぶ風情ある町並みの中に佇んでいる。日本の伝統調味料である醤油味噌の醸造元から受け継いだ、築120年以上の「糀蔵」をリノベーションすることで再生された重厚感のある店舗で、角館の歴史を肌で感じながらモンブランスイーツを楽しめる。
 
「REGAL RITZ」の
モンブランスイーツ

 主な商品として、「焼きモンブラン」は、栗の産地からこだわり抜いた、薫り高いマロンクリームを、特製のしっとりした生地の上に一つひとつ手作業で絞って焼き上げた、REGAL RITZ自慢のモンブランスイーツ。こだわりの生地は栗の香りを引き立てるよう、独自に配合した、ふんわりとした食感を楽しめる。マロンクリームを絞り、オーブンでじっくりと焼くことで、中にマロンクリームのしっとりなめらかな食感と栗の甘さを閉じ込め、表面からはホクホクの焼き栗の香ばしさを感じられるよう工夫している。

 「絞りたてモンブラン」は、バニラビーンズをたっぷりと使用し贅沢に仕上げた、同店自家製こだわりのプリンの上に、栗素材をそのまま味わえる薫り高いモンブランペーストを顧客の目の前で絞り上げる、できたてモンブラン。絞りたてだからこそ感じられる、ふわっと口の中で溶ける軽い食感と栗が奏でる“できたて”ならではの素材本来の味を楽しめる。

 「西明寺栗の渋皮煮のせ 贅沢モンブラン」は、角館のすぐそばに注ぐ清流・檜木内川の上流で収穫される、名産・西明寺栗の渋皮煮を絞りたてモンブランに贅沢にもまるまる一つ乗せた。一つひとつ手間暇かけて作られた西明寺栗の渋皮煮、ホクホク甘い西明寺栗とモンブランのマリアージュを存分に楽しめる。時期・個数限定で展開する予定。

 「モンブランソフト」は、特製のマロンペーストを贅沢に絞ったソフトクリーム。ミルクの風味を強く感じられる濃厚なソフトクリームと、香り良いマロンペーストの相性は抜群。

 「REGAL RITZ」では今後、栗素材本来の味を生かしたモンブランスイーツの商品開発を進めるとともに、地域の人々や企業とのコラボレーション企画の実施も検討している。