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家電量販初! エディオンが「ワイン選びで失敗しにくい」アプリを売り場に導入

経営戦略

2021/12/03 19:00

 エディオンは12月3日に横浜市港北区でオープンした「エディオン 日吉店」の酒売り場で、SAKELAVOが提供するワインなど酒の味わいを見える化できるアプリ「SAKELAVO Retail」を導入した。家電量販店で初の取り組み。コロナ禍で増加した家飲み需要に対応した新しい酒の販売方法で売り上げ向上を目指す。

酒の味わいを見える化できるアプリ
「SAKELAVO Retail」

 「SAKELAVO Retail」は、酒類総合情報センターから提供された約6000種もの酒(ワイン・日本酒)の味わいの数値データを用いて、小売店の棚に並んでいる商品の味を見える化し、「味わいから探す」ことのできるアプリケーション。
 
店頭のコードをスキャンするだけ

 アプリ上の辛い・甘い、軽やか・濃厚なコクの4象限で表される味わいマップから、自分の好みのエリアをタッチすることで、該当の味わいの商品が表示される。
 
自分好みの味わいから商品を絞ることもできる

 顧客は、店頭で展開されているコードを読み込むことで、エディオン日吉店の専用ページにアクセス可能。ページをお気に入り登録しておくことで、あらかじめ買いたい商品を自宅などで決めてから来店することができる。店頭での滞在時間を減らし密を避けられる。
 
ワイン選びの失敗が減らせる

 また、SAKELAVO Cameraアプリも同時に導入することで、商品バーコードを読み込んでその酒の情報にすぐにアクセスすることもできる。商品のJANコードに紐づいて、商品情報(生産地・ぶどう品種・生産者名・コメント)と味わいマップ上での位置、レーダーチャートでのより詳しい味わい情報を取得できる。

 SAKELAVOの展開によって、酒売り場のさらなる活性化と売上増進、集客施策の展開までを考えている。今後、展開店舗も順次増やしていく予定だ。