気持ちよいモノと暮らしていくこと

時事ネタ

2021/09/04 18:00

【心がまあるくなる話・7】 夏の暑さのピークは過ぎたとはいえ、コロナ渦の終息が見えない中、外出の自粛を求められる日々が続く。一年前のおうち時間というと、料理やDIYを始める人など家の中にお金と時間をかける人たちが増え、持ち物の見直しや新たにモノを迎え入れるという現象が多く見られた。しかし、今年に入ってから私の周りの人々の行動は変わってきた。

暮らし方は時間とともに変わる

 一年前と違って、今年に入ってから私の勤め先で感じたことは、外出するための洋服やバッグを目的とした買い物をする人が急激に増えたことだ。

 一年前は衣類やバッグを買っても出かけられないので全く買わなかったという人もいた。多くの人たちは「おうち時間」という言葉に一気に買い物から解放されたように見えた。

 おうち時間という言葉は今では新鮮味もなくなったが、一時期の言葉と考えるのではなく、これからも続いていく暮らしの中で「立ち止まって考える時間」と、思いたい。

 私は今まで半年に一度、モノを整理するという習慣があって、不要品は処分したりとモノ好きのわりにはモノをため込まない暮らしをしてきた。

 モノ好きだからといって、沢山モノを買うわけではなく、厳選する。買う前に暮らしの中に取り入れる想像から始まり、下見をする。手仕事のモノから家電製品もできるだけ使って心地よく感じられるものと暮らしたい。

 そんな暮らしの中にも年々変化があって、普段は夫婦二人暮らしで食事の時に使う器は手仕事の陶器のものをメインに使っていて、手仕事のものを購入する時に二枚ずつ買うことが多い。そのため、家族や親族が来た時に枚数が足りなかったり使いづらいと感じるようになった。

 普段は好きで使っているが、人数が増えると片づけやすく、かさばらず、皆が気を使わない食器が必要だと感じた。揃えるにあたり時間はかからなかった。以前から良いなぁと思い想像していた食器があったからだ。

 シンプルでありながら縁に丸みがあって持った時にとても心地よいイタリアの業務用食器シリーズと、軽くて重ねても場所を取らないホーローのお皿。どちらもシンプルで飽きなのこないデザインがいい。

 この一年余りで感じたことは、その時々で変わっていく暮らしの中で気持ちよいモノと暮らしていくこと。こらからのモノ選びにも、ずっとそれを軸にしていきたい。(蓮花)

■Profile
蓮花(はすはな)
暮らしまわりを物語る「暮らしクリエーター」。日々の中で心がまあるくなるような暮らしに寄り添うモノを探し、毎日を手づくりしていくようなライフスタイルを提案している。

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