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ターゲットはU25 SBI証券など3社が国内株式現物手数料を無料化

オピニオン

2021/04/28 18:30

 今年3月22日に主要オンライン証券で初めて口座開設数600万を突破したSBI証券は、「ネオ証券化(手数料ゼロ化)」の推進を掲げ、4月20日から、口座開設者が25歳以下または未成年口座の場合、後日キャッシュバックする方式で国内株式現物手数料を実質無料化する。未成年口座は月間1万円のキャッシュバック上限があるが、20~25歳は上限なし。

SBI証券に続き、松井証券・岡三オンライン証券が手数料無料化を発表。
松井証券は信用取引も対象となる

 SBI証券の手数料ゼロ化の発表を受け、松井証券、岡三オンライン証券も25歳以下の国内株式現物手数料の実質無料化を発表。5大オンライン証券と呼ばれる5社の残り3社、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券も追随するようなら、オンライン証券会社の若者シフトが鮮明になる。
 
25歳以下の国内株式現物手数料実質無料化の範囲と適用開始日

 新社会人や学生など、25歳未満(U25)や29歳以下(U29)をターゲットしたキャンペーンは、金融機関やクレジットカード、通信事業者、フィットネス・スポーツクラブなどでは、以前から頻繁に実施され、若年層の新規ユーザー獲得の定石ともいえる。

 NTTドコモのオンライン専用プラン「ahamo(アハモ)」も、29歳以下限定で「dカード U29キャンペーン」を実施するなど若者向けをアピールしていたが、結局、「完全オンライン完結型」から方針転換し、ドコモショップでの申し込みや契約後の手続きを支援するサービスを4月22日から開始した。利用料金は1回3300円。
 
5月31日まで実施中の「dカード U29キャンペーン」

 オンライン証券の口座開設手続きやクレジットカードのオンライン入会、通信サービスのオンライン申込は、プラン・サービスの選択、契約約款・重要事項説明の確認、本人確認書類のアップロードなど、申込フローは基本的に同じ。ahamoに自力で申し込めれば、証券口座の開設手続きもさほど難しく感じないはずだ。

 そうとらえると、ドコモショップでのahamo申込の有料サポートは、誰もが不安に感じる初めてのオンライン申込を後押しする、地味に重要なサービスともいえるだろう。いずれにしても、オンライン申込は慣れていて損はない。(BCN・嵯峨野 芙美)

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