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コロナ禍でも“ちょっといい時間”、みんなが購入したものは?

データ

2021/01/04 19:00

 新型コロナウイルス感染症の影響下における“ニューノーマル”時代に対応する人が増えている。サントリービールが12月10日~14日に、全国の20代~30代の男女1000人を対象にインターネットで実施した「ニューノーマル時代のメリハリ生活の実態調査」によると、「現在のニューノーマルな生活に対応できている」と回答したのは76.7%。さまざまな制約がある中でも、自分なりの“ちょっといい時間”を作り出している人がいるようだ。

コロナ禍でも「ちょっといい時間」を過ごすために少し贅沢な商品を購入する人もいるようだ

 ニューノーマル時代に「対応できている」と回答した人の理由としては、新型コロナ以前の生活と比べて「家族との時間が増えた」「趣味の時間が増えた」「日常に楽しみをみつける工夫をするようになった」など、前向きな変化が生じたとの回答が多い。
 

 ただ、緊急事態宣言下の生活(2020年4月~6月)と比べて、現在の生活(20年7月~12月)は「悪くなっている」「どちらかというと悪くなっている」と67.2%が回答。対応はできつつあるが、課題はあるようだ。

 在宅勤務や外出が難しい状況が続くなか、生活におけるオン・オフのメリハリをつけるために、コロナ禍以前に買っていた商品やサービスより少し贅沢(高価)な商品やサービスを購入した経験について聞くと、37.6%が「購入経験がある」と回答した。
 

 実際に購入したものは、「ちょっといい食材・外食」(68.7%)、「ちょっといいお酒」(28.5%)、「ちょっと高価なオーディオ・家電」(22.8%)がトップ3。プレミアムビールなどにも注目が集まっている。コロナ禍の収束が見えないなか、鬱屈とした雰囲気を少しでも明るくするため、今後も“ちょっといいもの”を求める動きが続きそうだ。