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2020~2021年末年始に密を避けて楽しむ方法 「バーチャル除夜の鐘」など工夫も多数

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2020/12/02 20:00

 年の瀬も迫り、2020年も終わりを告げようとしている。残念ながら、新型コロナウイルスが依然として猛威を振るっており、例年通りの年末年始を迎えることは難しそうだ。そんな中でも、密を避けながら初詣や初売り、帰省を楽しむための方法を紹介する。せっかくの年末年始を、少しでも明るく楽しむ一助となれば幸いだ。

2020~21年はコロナ禍における年末年始になりそうだ

2021年の年末年始コロナウイルスの影響継続の恐れ

 今年は、コロナウイルスに始まりコロナウイルスに終わる年となりそうだ。年末が近づいても、1日当たりの感染者数が記録を更新するなど、第3波の到来が鮮明となっている。この状況はいつ収束するかも分からず、これまでのような年末年始の過ごし方、楽しみ方は難しいかもしれない。

 各業界もこのことを認識しており、できるだけ密にならず年末年始のイベントを楽しめるよう工夫を凝らしている。いくつか例を紹介するので、年末年始を楽しむアイデアとして活用して欲しい。いつもとは違うが、これからの新しいスタンダードになっていく可能性もある。

除夜の鐘

 日本の年末を感じさせるイベントの一つが除夜の鐘。「徐」には古いものを捨て新しいものに移るという意味があり、心穏やかに新年を迎えようという願いが込められているという。そんな除夜の鐘も、今年は密を避けるため近くに見に行ったり、実際に鐘を突いたりする体験が難しいかもしれない。

 そのため、例えばある宗派では「バーチャル除夜の鐘」をウェブ上に用意した。いつでも誰でも除夜の鐘をつくことができる。12月27日から1月10日までは、108回つくとプレゼントに応募できるイベントも実施している。鐘をつくために行列に並ぶ必要もないので、自宅で暖まりながら密を避けて年の瀬を感じよう。
 
バーチャル除夜の鐘

初詣

 今年一年の平穏と幸せを願う新年のイベント「初詣」。コロナウイルスの災禍が早く収まるように、新年にお参りをしたいという人もいるはずだ。

 こうしたニーズを汲んで、全国の神社仏閣ではさまざまな密を避ける工夫をこらしている。たとえば、参拝者が手を清めるために使うひしゃくの撤去、賽銭箱を複数設置、参拝の経路を一方通行にするなどを行うという。また、3が日の混雑を避けるため、初詣の期間を12月から2月の節分までに延長するところもあるという。

 さらには、参拝を控える人のため、事前に祈祷したお札の郵送や、オンラインでのお札やお守りの授与、キャッシュレスでの賽銭の受付も実施される。こうした試みを利用するのも一つの手だ。
 
10月にキャッシュレスお賽銭を導入した東本願寺

初売り

 年始の楽しみの一つが“初売り”という人も多いだろう。しかし残念ながら、21年初売りは例年ような熱気を間近に感じられそうにない。例えば、大手百貨店の高島屋は3が日に福袋を販売しない。代わりに、店頭またはオンラインでの予約を受け付けている。ほかの百貨店でも、人気ブランドを中心に混雑が予想されるものについては、12月からオンライン販売を始めるとのことだ。

 福袋をめぐるあの熱気を楽しみにしている人もいるだろうが、21年は自宅で福袋を開けるドキドキを味わいたい。
 
高島屋は店頭で福袋の販売は行わない

帰省

 年末年始に故郷へ帰省する習慣がある人も、今年は感染拡大防止の観点からなかなか難しいかもしれない。そこで、オンライン帰省を試してみてはいかがだろうか。

 例えば、利用者が多いSNSサービスであるLINEではグループ内ビデオ通話が可能だ。混雑を避け、元気な顔を両親などに見せることができる。アプリ自体の利用は無料(通信料は発生)なので多額の帰省費用がかかることもない。オンライン飲み会用のツールとして使って、友人と旧交を温めるのにもいいだろう。

どのように過ごすにせよ基本対策はしっかり

 このような新しい年末年始の過ごし方をしたとしても、基本対策はしっかり行いたい。マスク手洗い、人混みを避ける、大人数で同じ鍋をつつくのを控える、おせちも個食にする、といったことを行えば感染のリスクを下げることができるかもしれない。コロナが収束に向かうと信じて、地道な感染対策を心掛けよう。
 
手洗いうがいは欠かさないよう心掛けたい

コロナウイルスの影響を避けながら楽しく年始を過ごそう

 残念ながらコロナウイルスの影響が避けられない年末年始ではあるが、暗くなることなく明るく過ごしたいと誰もが願っているだろう。笑うことでストレスが解消され、免疫力が上がるという研究もあるという。ここで紹介した過ごし方を参考に、ぜひ楽しい年末年始を送ってもらいたい。(Bridge)

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