秘密はインクに溶けこんだ「水糊」! 驚きの能力「水拭きで消せるマッキー」
【思わず使いたくなる文房具あれこれ・38】 太・細両用油性マーカーとして人気を集めるゼブラの「マッキー」。1976年の登場以降、さまざまな種類が発売となり、多くの文具ユーザーに愛用されてきた。今回は、そんな長寿ブランドの中から、水性顔料マーカー「水拭きで消せるマッキー」(8本1パックタイプ)をご紹介しよう。
水拭きで消せるマッキーの実力は?
セットになっているのは、黒からライトブルーまでそろえた全8色。“水拭きで消せる”ことをアピールするためなのか、水色のポップなラベルに目が惹きつけられる。
マッキー8色が1パックに
ペン先は、5.3mmと1.4mmの2種類。試しに5.3mmのペン先でプラスチックをなぞると、滲むことなくインクを乗せることができた。他のマッキーと書き心地は変わらず、普通に書いてみただけでは特別なパッケージになるほどの違いが分からないだろう。
ペン先の太さは5.3mmと1.4mm
色鮮やかなカラーリング
それでは、実際に1.4mmのペン先を使って、水拭きで消えるか試してみよう。プラスチックに文字を書いて、インクがしっかり乾けば準備OK。水に濡らしたペーパーで拭き取ると、見事に文字を消すことができた。これならシーズンに合わせて衣装ケースの名前を書き換えることができるほか、毎日価格の変動するポップへの記入にもぴったりだ。
まずはプラスチックにしっかり記入
水拭きできれいに消えていく
肌に重ねたインクも同様で、指で擦った程度ではにじみもしなかったインクも水で擦ればきれいさっぱり。秘密は、インクに混ぜた「水糊」にあり、水で拭くとすぐに糊が溶けて色材が剥がれるようになっているそうだ。
肌に乗せたインクも問題なし
気を付けなければならないのは、インクが染みやすい紙や布だと水拭きでも消せないという点。対象となる材質が商品に適しているか確認しつつ、筆記具のマストアイテムとして持ち歩いてみてはいかがだろうか。(フリーライター・藤崎恭弥)
■Profile
藤崎恭弥
30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している
![](https://bcnretail.kuroco.app/files/user_img/401/20201129makki_01.jpg?v=1607720526)
セットになっているのは、黒からライトブルーまでそろえた全8色。“水拭きで消せる”ことをアピールするためなのか、水色のポップなラベルに目が惹きつけられる。
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ペン先は、5.3mmと1.4mmの2種類。試しに5.3mmのペン先でプラスチックをなぞると、滲むことなくインクを乗せることができた。他のマッキーと書き心地は変わらず、普通に書いてみただけでは特別なパッケージになるほどの違いが分からないだろう。
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![](https://bcnretail.kuroco.app/files/user_img/401/20201129makki_04.jpg?v=1607720536)
それでは、実際に1.4mmのペン先を使って、水拭きで消えるか試してみよう。プラスチックに文字を書いて、インクがしっかり乾けば準備OK。水に濡らしたペーパーで拭き取ると、見事に文字を消すことができた。これならシーズンに合わせて衣装ケースの名前を書き換えることができるほか、毎日価格の変動するポップへの記入にもぴったりだ。
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![](https://bcnretail.kuroco.app/files/user_img/401/20201129makki_06.jpg?v=1607720524)
肌に重ねたインクも同様で、指で擦った程度ではにじみもしなかったインクも水で擦ればきれいさっぱり。秘密は、インクに混ぜた「水糊」にあり、水で拭くとすぐに糊が溶けて色材が剥がれるようになっているそうだ。
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気を付けなければならないのは、インクが染みやすい紙や布だと水拭きでも消せないという点。対象となる材質が商品に適しているか確認しつつ、筆記具のマストアイテムとして持ち歩いてみてはいかがだろうか。(フリーライター・藤崎恭弥)
■Profile
藤崎恭弥
30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している
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