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発売日以降にiPhone 12シリーズが安く手に入る裏ワザ 本体一律8000円引き

 キャリアが提供する「購入プログラム(下取りを条件とする端末購入補助相当の仕組み)」を利用せず、10月23日から順次発売するiPhone 12シリーズを最も安く手に入れる方法は、Appleまたは一部の家電量販店で販売するSIMフリー版を一括払いで購入すること。さらに、Appleの公式サイトによると、Apple Store店舗限定で、発売日以降、ソフトバンクauNTTドコモの契約プラン付きモデルを、SIMフリー版より8000円引きの特別価格で提供するという。つまり、Apple Storeであえてキャリア版を購入すると支払額は最も抑えられる。

ドコモオンラインショップのiPhone 12の価格一覧(通常・スマホおかえしプログラム利用時)

 デュアルカメラを搭載する5色展開の「iPhone 12」の税別価格は、64GBが8万5800円、128GBが9万800円、256GBが10万1800円。税込だとそれぞれ9万4380円、9万9880円、11万1980円となり、10%の消費税を含まない税別金額と税込金額ではかなり差が大きいと分かる。ケースや充電器などのアクセサリを含めた予算は10~11万円とみておきたい。
 
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max(上段)、iPhone 12とiPhone 12 mini(下段)、
2デザイン4機種の多彩なラインアップ

Go To Apple Store+ついで買いで経済を回そう

 昨年11月、全国のAppleの直営店で、購入時にiPhoneのアクティベーションと通信事業者の料金プランの設定を行うキャリアモデル(ドコモ・auソフトバンク)のiPhone 11またはiPhone 11 Proを購入すると、通常価格から割り引く「新しいiPhoneをお近くのApple Storeの特別な価格で。」のキャンペーンが始まった。Apple公式サイトによると、最新4機種でも同様の割引を適用し、容量・機種を問わず一律8000円引きとなる。
 
au SHINJUKUのiPhone 12の価格一覧(通常・かえトクプログラム利用時)

 NTTドコモとauは、iPhone 12シリーズの価格一覧を分かりやすく表形式で公開しており、iPhone 12 64GBの税込価格は、ドコモは10万1376円、auは通常10万3430円・機種変更は9万7930円。差額8000円引きの適用後だと約1万2000円もあるので、最寄りのApple Storeまで、おおむね交通費が往復3000円以内に収まるなら、「Go To Apple Store」こそ、最も安く手に入れるテクニックといえるだろう。もちろん「時は金なり」ということわざの通り、わざわざ繁華街にある店舗まで買いに行く行為がリスクと判断するなら、オンライン購入・自宅配送が妥当だろう。
 
店舗受け取り限定・キャリア版限定で安く手に入る。詳細は発売日以降に店舗で確認を
 
 なお、キャリア版とSIMフリー版を比較すると、SIMフリー版のほうが制約はなく使いやすいと記者は考えるが、条件を満たせば後日SIMロック解除は可能なので、iPhoneに関してはさほど差はない。ただ、契約手続きがある分だけ、キャリアモデルは店頭で時間を取られることになる。

 現時点ではiPhone 12シリーズの店舗受け取りの予約は受け付けていないため(10月23日再開予定)、多少高くとも確実に早く手に入れたいなら、やはりオンライン購入や自宅の最寄りの店舗を受け取り先に指定したオンライン予約がおすすめだ。(BCN・嵯峨野 芙美)