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蛍光ペンの歴史を塗り替えた! にじまない「モジニライン」の実力

時事ネタ

2020/09/27 19:30

【思わず使いたくなる文房具あれこれ・29】 資格の勉強や資料の作成など、大人になっても意外と縁が切れない「蛍光ペン」。ボールペンなどの文具と比べて「これ以上、進化の余地がない…」という気がしていたのだが、今どきの蛍光ペンは予想以上だった。5色セットで443円(税込み)とお手頃価格の「ジャストフィット モジニライン」を紹介しよう。

ぱっと見は普通の蛍光ペン

 蛍光ペンの弱点といえば、「ボールペンのインクがにじむ」こと。見やすいノートを作るために線を引いているのに、インクがにじんで汚くなってしまうのは勘弁してほしいものだ。いつもイライラさせられるこの問題を、この製品は「イオンの力」で解消したらしい。何やらすごそうな感じがするが、仕組みに関しては特に説明がなかったので開封してみることにした。
 
「イオンの力」でにじみを抑えるらしい

 持った感覚やペン先の見た目は、至って普通。強いて言えば、ケースがしっかりしているので、まとめて持ち運ぶときに便利かもしれない。
 
一般的な蛍光ペンと変わらない見た目
 
一体どんな実力を秘めているのか?

 それでは、ボールペンの上からラインを引いてみよう。この感覚、ぜひ体験してほしいのだが、予想以上に「にじまない」ことに驚いてしまった。引いた後の見た目がいつもの蛍光ペンと違いすぎて、「あれ?蛍光ペンってこうだっけ?」と思ってしまうほど、新鮮な感覚だ。ボールペンの文字が全く影響を受けないので、もともと黄色い紙の上から書いたように見えなくもない。
 
蛍光ペン体験が更新される衝撃

 さらに、もう一つのポイントは蛍光ペンらしからぬ「ペン先の柔らかさ」。これまでの硬いペン先だと、紙が歪んでいるときにラインの太さが微妙に変わってしまうのが“蛍光ペンあるある”だった。しかし、ちょっと頼りないくらいにペン先がフニャフニャ。おかげで、分厚い参考書のような曲がった面にもぴったりフィットしてくれる。
 
書き心地も普通の蛍光ペンと少し違う
 
カラーバリエーションもばっちり

 どの色の発色も問題なく、正直あまり欠点が見つからない。硬いペン先で線を引くときの独特な感覚は味わえないが、従来の蛍光ペンの進化版・上位版といい切ってしまいたくなるクオリティだった。かなりおすすめなので、見かけたらぜひチェックしてほしい。(フリーライター・藤崎恭弥)

※記事中の価格、情報はライター購入時のAmazon実売価格・情報です。

■Profile
藤崎恭弥

30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している