全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、7月の完全ワイヤレスイヤホンの販売台数は前年同月比135.4%と、堅調に成長を続けている。


 メーカー別の販売台数前年比をみると、AirPodsが圧倒的シェアを握るアップルは159.0%といまだ勢いがある。2番手のソニーは、108.6%と微増にとどまった。徐々にほかのメーカーも存在感を示してきており、JVCケンウッドが505.1%、オーディオテクニカが191.4%を記録している。
 

 アップルは、週次の販売台数シェア推移で春ごろに50%前後だったが、7月に40%前後と下降。その分、ソニーをはじめとした競合がじわじわと数字を伸ばしている。差はまだまだ開いているが、コスパモデルの増加が現状を変える要因となる可能性は十分にある。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、「AirPods Pro」が28.0%の高シェアで首位。AirPodsシリーズ以外では、ソニーの「WF-1000XM3」やJVCケンウッドの「HA-A10T」が上位にランクイン。オーディオテクニカやヤマハもベストテン入りするなど、競合メーカーは以前よりもにぎやかになってきている。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。