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小さな町工場の独自マスクが話題、エアリズム マスクやNintendo Switchも

【話題のニュースダイジェスト】 お盆明けの2020年8月17日から8月20日までの期間、「BCN+R」で話題だったのは、新潟の小さな町工場が開発した独自技術を応用したマスクに関する記事だった。また、ユニクロが発売している「エアリズム マスク」の新旧比較も注目を集めた。さらに、スマートフォン(スマホ)決済や「Nintendo Switch」の中古価格についても多く読まれた。ニュースを振り返る。

半永久的に使える「樹脂製マスク」

 新潟県三条市の従業員6人の小さな町工場が、新型コロナウイルスの影響で取引先の工場からの受注がストップするという苦境に見舞われた。状況を打開するため、自社の技術を応用してマスクを新規で開発・製造・販売した。フジハラ ウインテックは、プラスチックとゴムの間の柔らかさのエラストマー樹脂に着目して、水洗いするだけで半永久的に使えるマスク「エラストマー樹脂製抗菌マスク WinFit」をつくった。
 

 「われわれはプラスチック成型用の金型を製造している町工場だが、3月、4月に受注がストップしてしまった。景気が回復するまで何もせずに待つのではなく、小さな町工場でも独自の技術を生かして社会の役に立つことができるのではないかと考えて、初めての開発や販売業務も苦戦しながら挑戦している」。フジハラ ウインテックで設計・技術を担当する藤原誠也氏は、WinFitが企画された背景について語る。

新旧でどこが違う?

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは、「エアリズム マスク」の新色としてグレーを追加し、独自の3層構造の機能を進化、順次発売している。
 

 「ユニクロ アップデート」と称して進化したポイントは、特許出願中の独自の「3層構造」。初代のエアリズム マスクの3層構造は、内側に滑らかな肌触りの「エアリズム」、中間層に細菌や花粉などの粒子を99%カットする「高性能フィルター」、外側に紫外線を90%カットするUVプロテクション機能を有する「メッシュ素材」を採用している。

ポイント2重取りが可能に

 セブン‐イレブン・ジャパンとPayPayは、「セブン‐イレブンアプリ」内の決済機能として、10月以降にキャッシュレス決済サービス「PayPay」を搭載する。
 

 アプリの会員コード提示で受け取ることができるバッジやセブンマイル(還元率0.5%)、PayPay残高による支払いで還元されるPayPayボーナス(最大1.5%)を同時に受け取れる。

PayPayピックアップで最大30%還元!

 PayPayは、8月17日に「PayPayピックアップデビューキャンペーン」を開始した。PayPayピックアップはテイクアウトを利用したいユーザーが自宅や学校、オフィスなどどこからでも、PayPayアプリを通じてテイクアウト商品を提供する加盟店に注文して、店舗で待たずに商品を受け取れるサービス。
 

 今回のキャンペーンでは、決済金額の20%(「ソフトバンク」または「ワイモバイル」のスマホユーザー、「Yahoo!プレミアム」会員は30%)を還元する。付与上限は500円/回、5000円/期間。

3カ月で9000円下落

 Nintendo Switch本体の平均中古価格が、徐々に下がってきている。最大級のショッピング・オークション相場検索サイト「オークファン」で、「Nintendo switch 本体」(「lite」除外)の価格相場を「入札が多い順」で並べたところ(8月19日13時時点)、1ページ目(1~51件)内の平均価格は3万7914円。5月11日時点の4万6651円と比べると、約9000円下がった。
 

 4月3日に検索した際に3万8314円、4月21日時点で4万5067円だったことから、8月19日時点の中古価格は4月並みまで戻ってきていることになる。ただ、Nintendo Switch本体の通常価格である税別2万9980円に比べると、いまだに7934円高いのが実情だ。