2020.8.14 10:00
暮らしにプラスインバウンドは“蒸発”でも過去最高、PPIHの2020年6月期決算
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、8月13日に2020年6月期の決算・事業説明会を開催した。19年7月1日~20年6月30日の連結業績は、売上高が前期比26.6%増の1兆6819億円、営業利益が20.4%増の760億円、経常利益が10.2%増の752億円、親会社に帰属する純利益が6.9%増の503億円だった。
PPIHは31期連続の増収増益を達成
消費増税や新型コロナウイルス感染拡大による影響は大きかったものの、連続増収増益は途切れなかった。89年以来、今期で31期連続で達成。伸び幅は、売上高・営業利益・経常利益のいずれも2ケタ増となっており、外部要因に対する底力の強さをみせた。
インバウンドについては、“蒸発”と表現するほどの大打撃を受けた。前年は単月で50億~60億円の売上高があったが、今年は2月以降、急落して4~6月にかけてはほぼ壊滅した。一方で、マスクや除菌・殺菌グッズ、巣篭もり需要カテゴリは好調で落ち込みを穴埋めした。
新型コロナ感染拡大でインバウンドは壊滅的なダメージを受けた
カテゴリ別では好不調の二極化が鮮明に
代表取締役社長の吉田直樹CEOが「一段落」としたユニーグループの業態転換や既存転換の底上げが順調に推移していることも、押し上げ要因となった。稼働一年未満の店舗では平均して売上高が40%増、客数が25%増、粗利益高が36%増を記録。加えて、海外店舗も地元のニーズを捉えて、前期比18.1%増と好調だ。
業態転換店は大きく伸長し、業績アップに寄与した
業績は数字の上では堅調だが、消費スタイルの変化や新型コロナの影響が長引く懸念から来期以降の見通しには慎重だ。吉田CEOは、「従来通りにはいかない。今までうまくやっていたことも変えていく必要がある」と抜本的な改革を加速する姿勢をみせた。
具体的な組織体制や方針の改革案を説明する吉田直樹CEO
PPIHのお家芸ともいえる新規出店とM&Aによる拡大方針にも、見直しをかける。今後は、システム投資に力を入れ、買い場もロジスティックに改革し、さらに販売体制の強化を狙う考えだ。12日に発表された人事では、ファミリーマート取締役の久保勲氏を社外取締役に迎えたことに象徴されるように、外部資本との連携にも意欲的だ。
32期の通期連結業績見通しは、売上高が1兆7000億円(1.1%増)、営業利益が770億円(1.3%増)、経常利益が760億円(1.1%増)、親会社に帰属する純利益が503億円(6.9%増)。30年までに売上高が3兆円、営業利益が2000億円という中長期的な計画に変更はない。(BCN・大蔵大輔)
消費増税や新型コロナウイルス感染拡大による影響は大きかったものの、連続増収増益は途切れなかった。89年以来、今期で31期連続で達成。伸び幅は、売上高・営業利益・経常利益のいずれも2ケタ増となっており、外部要因に対する底力の強さをみせた。
インバウンドについては、“蒸発”と表現するほどの大打撃を受けた。前年は単月で50億~60億円の売上高があったが、今年は2月以降、急落して4~6月にかけてはほぼ壊滅した。一方で、マスクや除菌・殺菌グッズ、巣篭もり需要カテゴリは好調で落ち込みを穴埋めした。
代表取締役社長の吉田直樹CEOが「一段落」としたユニーグループの業態転換や既存転換の底上げが順調に推移していることも、押し上げ要因となった。稼働一年未満の店舗では平均して売上高が40%増、客数が25%増、粗利益高が36%増を記録。加えて、海外店舗も地元のニーズを捉えて、前期比18.1%増と好調だ。
業績は数字の上では堅調だが、消費スタイルの変化や新型コロナの影響が長引く懸念から来期以降の見通しには慎重だ。吉田CEOは、「従来通りにはいかない。今までうまくやっていたことも変えていく必要がある」と抜本的な改革を加速する姿勢をみせた。
PPIHのお家芸ともいえる新規出店とM&Aによる拡大方針にも、見直しをかける。今後は、システム投資に力を入れ、買い場もロジスティックに改革し、さらに販売体制の強化を狙う考えだ。12日に発表された人事では、ファミリーマート取締役の久保勲氏を社外取締役に迎えたことに象徴されるように、外部資本との連携にも意欲的だ。
32期の通期連結業績見通しは、売上高が1兆7000億円(1.1%増)、営業利益が770億円(1.3%増)、経常利益が760億円(1.1%増)、親会社に帰属する純利益が503億円(6.9%増)。30年までに売上高が3兆円、営業利益が2000億円という中長期的な計画に変更はない。(BCN・大蔵大輔)
注目の記事
ドンキ文字が踊る! PPIHサイトが“POP”に大変貌
「ドン・キホーテ アピタ宇都宮店」7月17日にオープン、ハイブリッド型SCに
PPIHが飲食業界に救いの手、短期間・週払いのスタッフを緊急募集
業態転換開始から2年で成熟、ドンキ×ユニーのダブルネーム店舗の最新形
目指すは売上高3兆円、PPIHが新中長期経営計画を発表
外部リンク
RECOMMEND おすすめの記事
くらしを彩る
エアコンの電気代が高すぎる!今日からできる冷房・暖房の節電術。電気代高騰に負けない賢い使い方のコツ
売れてるもの
骨伝導イヤホン 調べたら6月の販売数No.1は意外なメーカーの製品だった!【BCNランキング】
家電とIT
スマホを置いたら自動で冷却 イヤホンも充電できる冷却クーラー サンワサプライから登場
PR
EcoFlowのポータブル電源+ポータブルエアコンでアウトドアの楽しさ爆上がり! 特別クーポンでEcoFlow製品をお得に購入しよう
くらしを彩る
家電の電気代を一覧でチェック 冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどのコストを徹底比較
売れてるもの
値下げ効果でソニー「WF-1000XM6」が浮上、26年6月に売れた完全ワイヤレスイヤホンTOP10