新型コロナウイルスの感染拡大が経済に与える影響から2021年度の新卒採用枠を抑制する企業が多い中、アイリスオーヤマは、当初計画していた400人の1.6倍にあたる240人を上乗せした過去最多の640人に増やすと発表した。国産マスクの生産に乗り出すなど、新規事業の拡大で売り上げも増えていることから人材強化に踏み切る。

2021年度の新卒採用枠を当初計画の400人から1.6倍増の640人に

 アイリスオーヤマの21年度採用予定人数は、大卒が計画を70人上回る270人、高卒が170人上回るの370人の合計640人に拡大する。
 

 同社は今年度の売上見通しを当初の6000億円(前年比120%)から1000円増の7000億円(同140%)に上方修正している。

 マスクの生産のほか、非接触で発熱者を検出するAIサーマルカメラによる法人向けソリューション事業や、アイリスプラザなどネット通販事業の拡大、全国9工場の物流量の増大など、各事業を拡大。秋からは、飲料水事業にも新規参入するなど、人材の増強を通じて雇用問題にも対応する。