学情は、「あさがくナビ2021(通年採用対応ジョブ型 新卒採用サイト)」で、21年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職意識・就職活動状況」に関するインターネットアンケートを実施し、7月30日に調査結果を発表した。


 6月末時点で内々定を得ている学生は64.2%で、昨年同時期比9.0ポイント減少した。新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言期間中に会社説明会や選考を一時中断する企業が相次いだことで、内々定獲得時期が、昨年より遅くなっていることが、内々定率に表れる結果となった。
 


 内々定を得たタイミングは「2月以前」が17.0%で、昨対比9.3ポイント増加する一方、「5月」は17.9%で、昨年より12.8ポイント低く大幅減となった。
 

 「内々定を得た企業で働きたいと強く思ったタイミング」でも、「インターンシップに参加したとき」が22.1%で、昨年よりも9.5ポイント高い結果となっている。6月末時点で内々定を得ている学生は、インターンシップなどを通して早期に企業と接触している学生の割合が高くなっており、インターンシップ参加の有無によって、内々定獲得状況が“二極化”する傾向となっている。
 

 内々定を獲得している学生の就職活動状況では、「内々定先に満足したので、就職活動を終了する」(59.2%)、「内々定先に満足しているが、より良い企業を探すために就職活動を続行する」(28.9%)となっており、約9割の学生が内々定先に満足していることが分かった。

 一方、「内々定先が不満なので、就職活動を続行する」は7.9%となっており、「内々定先に満足しているが、より良い企業を探すために就職活動を続行する」(28.9%)と合わせると、36.8%が就職活動を継続するとしている。
 

 内々定を得ている学生の内々定獲得社数は、「1社」が48.6%に対し、「2社」(26.3%)、「3社」(13.7%)、「4社」(5.6%)、「5社」(5.8%)となっており、半数以上(51.4%)が「2社以上」から内々定を獲得している。すでに内々定を得ている学生に、内々定が集中していることがうかがえる結果となった。