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オーダー制食べ放題など導入、プリンスホテルがコロナ時代の新衛生・消毒基準

販売戦略

2020/06/03 20:00

 プリンスホテルは、顧客に安全で清潔な空間で快適に滞在してもらえるよう、新たな衛生・消毒基準「Prince Safety Commitment(プリンス セーフティー コミットメント)」を策定した。また、安全な環境を用意するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中で生まれた、「With コロナ時代」のニーズに対応した新しいサービスを各施設で開始する。

「Prince Safety Commitment」のロゴマーク

 同社では現在、営業する全ての事業所で従業員が「新型コロナウイルス感染症 感染拡大予防ガイドライン」を遵守し、顧客と従業員の安全・安心を第一に施設の運営を行っている。今回、Prince Safety Commitmentを定めることで、顧客に同社のガイドラインを分かりやすく伝え、安全な滞在を約束する。

 Prince Safety Commitmentでは、新たな衛生・消毒基準として「従業員の衛生体制の強化」「顧客の健康確認」「清掃・消毒の推進」「飛沫防止対策の徹底」の4項目について説明している。

 また、新型コロナウイルス感染症の影響から生活様式の変化が起こり、ホテルに求められる役割にも変化が生じている。こうした状況下で顧客のニーズに細かく応えるため、各施設がそれぞれの特性に合わせた新しいサービスを行っていく。

 具体的には、全ホテルで清掃済客室のドアに「Safetyシール」を貼付するとともに、宴会、婚礼の会場レイアウトを変更する。各ホテルで、「QRコード読み取り式のメニュー」「タブレット型メニュー」「オーダー制食べ放題」など、レストランでの安全・安心に配慮した新サービスも導入する。さらに、軽井沢プリンスホテルでは、ドライブスルーチェックインを実施する。