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ゲームを通じて教育改革、「eスポーツ超学校」プロジェクト始動

経営戦略

2020/06/01 19:30

 日本eスポーツ連合(JeSU)は、超教育協会と共同で、ゲームを競技としてとらえる「eスポーツ」を通じた教育機会の提供を目的として、「eスポーツ超学校」を設置する。コミュニティや連絡組織として運営し、活動を開始していく。eスポーツの教育的価値を探し、授業への採用や部活化を促進する狙いだ。

JeSUと超教育協会がeスポーツを通じた教育機会の創出に向け立ち上げた
「eスポーツ超学校」

 現在、日本でもeスポーツ熱が高まり、大型大会の開催、プロチームの結成、企業参入が相次いでいる。JeSUが経済産業省の委託事業として運営した「eスポーツを活性化させるための方策に関する検討会」では、日本におけるeスポーツの市場規模が波及領域を含めると2025年には3250億円に達する可能性があると試算している。

 また、産業としての成長だけでなく、地方創生や社会課題の解決、IoT教育の材料としてなど、eスポーツの社会的意義も見直されつつある。

 こうした背景から、eスポーツ超学校では、eスポーツの教育への導入に関心を持つ大学、専門学校、高等専門学校、高等学校、小学校によるコミュニティとしてのワーキンググループを形成。共同カリキュラムの作成・提供、修了認定といった仕組みづくりや、eスポーツの教育的効果に関するリサーチの実施、エビデンスの取得、クラブ活動の活性化に向けた活動を展開していく。

 eスポーツ業界の有識者にフェローとして参画を募る。集まった有識者は、共同カリキュラムの講師を務めるほか、ワーキンググループ活動へのアドバイスを行う。

 今後は、eスポーツ超学校の取り組みへの賛同者を増やすため、学校やeスポーツ業界の有識者への声掛けを続ける。同時に、共同カリキュラムの作成を進め、今期中にトライアル授業を実施する予定。