今年は「室内熱中症」に注意! シーン別の対策がポイント

経営戦略

2020/05/21 17:30

 総務省消防庁によると、2019年の熱中症発生場所の4割弱が自宅やその敷地内だった。20年は新型コロナウイルス感染症の影響で外出を控えることが推奨されていることから、これまで以上に自宅での熱中症対策が必要になると思われる。そこで、日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、室内熱中症の対策ポイントを公開した。

今年は室内熱中症に注意したい

熱中症対策の基本ポイント

 特設ページでは、在宅勤務時や入浴時、睡眠時など、シーンごとに注意するポイントと対策をまとめている。おさえておきたい基本的な対策ポイントは六つだ。

 1、温度と湿度を気にすること。2、室温を適切に保つこと。3、こまめな水分補給/適度な塩分補給/休憩。4、生活リズムを整える。5、体を暑さに慣れさせる。6、家族や友人、知人同士でお互いを気にかけること。

 室内で過ごしていると、集中しすぎて知らないうちに水分を失っていたり、疲れていたりすることがあるので、適度に休憩するのがおすすめだ。のどが渇いていなくても、こまめに水分をとっておきたい。また、お茶や水で水分を補給するだけでなく、適度な塩分補給も大切になる。これらを心がけることで、熱中症をおさえることができる。

シーン別の対策

 昨今増えている在宅ワーク時は、仕事に集中していると水分補給を忘れがちになるので、先述の通り、こまめに水分を補給するのが大切だ。PCなどの電子機器を利用する場合は、機器から発熱する場合もあるので、室温を適度に保つことも忘れないようにしたい。
 
「熱中症ゼロへ」プロジェクトが公開している注意したいポイント

 入浴時はお湯の温度に気を配る必要がある。熱すぎると熱中症のリスクが高まるので、温度を調節しておこう。入浴後は、水分と塩分補給が欠かせない。
 睡眠時は適切に冷房機器を使用し、快適な睡眠環境をつくるのが大切だ。寝ている間にも水分は失われるので、寝る前に水分を補給したり、枕元に飲料を置いたり、起きたら水分をとるなどを心掛けたい。

 子どもが遊ぶときは、室内の温度や衣服、顔色などに注意しよう。子どもは自分の体の不調をうまく伝えることができない場合もあるので、保護者が注意するのが重要になる。

 犬や猫も高温多湿な環境では、熱中症や脱水症状に見舞われる可能性がある。対策としては、人間と同様に室内を涼しく保つことが大事だ。激しく呼吸をしていたり、よだれが大量に出ていたりする初期症状が現れたら注意したい。
 「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、熱中症にかかる人を減らし、亡くなる人をゼロにすることを目指している。倹約のため冷房の使用を控える人がいるかもしれないが、健康のためには重要なので、適切に使って、熱中症を避けていきたい。

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