5月に入り、気温が上がってきた。新型コロナウイルスの影響によって自宅で過ごす時間が長くなったことで、室内で快適に過ごすためにエアコンが活躍する時期が近付いている。本格的なシーズンの前にやっておきたいのは、エアコンの試運転。使用する際に不具合が見つかると、すぐに対処できない可能性があるからだ。試運転の方法とチェック項目をあらかじめ確認しておきたい。

本格的な冷房シーズンの前にエアコンの試運転をしておきたい

 三菱電機が実施したエアコンの試運転に関する意識調査では、「各シーズンでエアコンの使用を始める前に試運転をした方がいいと思いますか?」との質問に対し、「必ずしたほうがいいと思う」「できればしたほうがいいと思う」との回答が66.6%。しかし、昨年の冷房シーズン前に実際に試運転したのは、46.0%と半数以下にとどまった。
 
エアコンの試運転を実際に行った人の割合(三菱電機調査)

 調査は、全国の30~59歳の男女で、直近3年以内に新居購入またはリノベーションを行い、かつエアコンを購入した618人を対象に、インターネットで1月31日~2月2日の間に実施した。

3ステップで終わるエアコン試運転

 試運転は難しいと思っているかもしれないが、実は簡単。先ほどの調査を実施した三菱電機によると、試運転はわずか3ステップで終わる。

 ステップ1、安全に使えるようにプラグやコンセント回りをチェック。変色やがたつきの有無を目視で確認し、ホコリやつまりがあったら掃除しておきたい。

 ステップ2、冷房の効率を下げないためエアコン内部のフィルターの汚れを確認。ホコリが気になるようなら、掃除機で吸い取るといいだろう。

 ステップ3、30分程度の冷房運転。風の冷たさや水漏れの有無を確認。水漏れがあったら、野外のホースが詰まっていたり、先端がつぶれていないかをチェックしてほしい。もちろん、異変があればメーカーや販売店に相談するのがおすすめだ。

 また、自宅のエアコンが電源ボタンを一度押した後もしばらく動いているのであれば、そのまま放置する。不具合でない限り、エアコンが内部の湿気対策をしているので、カビなどを抑えることができる。「電源を落としたはず」と思ってもう一度押したくなる気持ちをグッとこらえれば、掃除や臭いの対策にもなるはずだ。