かなり前から、そろそろ廉価版「iPhone SE 2(仮称)」が登場するという噂がインターネット上のAppleファン、iPhoneファンの間に流れていたが、ようやく「第2世代のiPhone SE」として正式発表された。予約開始日時は4月17日21時、発売日は翌週金曜日の4月24日。Appleのオンラインストアでの税別価格は64GBが4万4800円、128GBが4万9800円、256GBが6万800円。フラッシュメモリの価格下落や為替相場の変動の影響もあり、かなり値ごろ感のある価格設定となっている。

 なお、ソフトバンクオンラインショップでは4月20日10時予約開始、4月27日発売と、いずれも3日遅れとなっている。ドコモ、auも同様に3日遅れなので、キャリア版を購入予定の場合は4月27日発売と覚えておこう。なお、下取りや各種購入プログラムを適用しない新品の価格はAppleのオンラインストアが最も安い。

歴代iPhone累計販売台数1位は「iPhone 8」 5年ぶりに記録更新

 新型iPhone SEは、家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」で、かつてヒットした「iPhone 6」を抜き、国内の家電量販店で最も多く売れたスマートフォンとなった「iPhone 8」とほぼ同じスペック。処理性能を左右するチップは「iPhone 11/11 Pro/11 Pro MAX」と同じA13 Bionicと第3世代のNeural Engineの組み合わせに置き換わり、iPhone SE(第2世代)は、4インチの初代iPhone SEからの買い替えはもちろん、使い込んだiPhone 8からの買い替えでも体感速度がアップしそうだ。
 
サイズも重さも同じで、製品画像を見る限り、背面のカメラの位置も同じ。
よってiPhone 8用ケースの大半はそのまま使えると考えられる

 現行のiPhoneのラインアップは、iPhone 11 Pro/11 Pro MAXが最上位プレミアクラス、iPhone 11がスタンダードクラス、他の機種がエントリークラス。新型iPhone SEの発表と引き換えに、iPhone 8のAppleのオンラインストアでの販売は終了。シングルカメラのエントリークラスから選ぶならiPhone SE一択だろう。
 

 国内では新型コロナウイルス感染症による対策行動がまだ浸透しておらず、家電量販店が通常営業していた2020年1月、iPhoneの販売台数前年同月比は70.2%にとどまり、前年に比べると、売れ行きは大きく落ち込んでいた。新型iPhone SEで、1月以降の落ち込みをカバーできるか、今後の動向に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。