PayPayが提供するスマートフォン決済サービス「PayPay」は4月1日から、PayPay残高またはヤフーカードで支払った場合の還元率を1.5%から0.5%に引き下げる。一定の利用条件(月間50回以上決済・月間10万円以上決済)を満たすと、0.5%ずつ最大合計1.5%にアップするものの、ハードルは高く、大半のユーザーは最低の0.5%還元となりそうだ。

4月1日以降のPayPayボーナス付与率と1回・1カ月あたりの還元上限。
還元率は前月の利用状況に応じてプラス1%アップする

「最大1,000円戻ってくる」は終了 高額還元ではなく確実に上乗せ還元へ

 またPayPayは「まちかどペイペイ 第2弾」として、今年6月末まで実施する経済産業省のキャッシュレス・消費者還元事業(キャッシュレス還元事業)の5%還元対象店舗で、通常(1.5%+キャッシュレス還元事業の5%の合計6.5%)の還元とは別に、20回に1回の確率で最大1000円相当のPayPayボーナスが当たる「最大1,000円戻ってくる」キャンペーン実施していたが、こちらも3月31日23時59分で終了する。
 
3月31日で終了する2つのPayPayのキャンペーン
(店舗・オンライン)
 続けて、「まちかどペイペイ 第3弾」として、4月1日0時~30日23時59分まで、キャッシュレス5%還元店舗に限り、キャッシュレス還元事業の5%の還元に加え、PayPayが5%のPayPayボーナスを加算し、還元率を合計10%にアップするキャンペーンを実施する。

 記者は、先日キャッシュレス5%還元店舗で子どもの学用品を購入し、PayPayで1906円を支払い、まちかどペイペイ「最大1,000円戻ってくる」に当選し、4月28日頃に1000円相当が戻る見込み。
 
運良く当たったので、支払額1906円に対し、95円(キャッシュレス事業5%還元)+1000円で
1095円が戻ってくる。実質負担は811円だった

 実は急いで必要な品物ではなく、次回でもよかったが、PayPayのこのキャンペーンが3月31日で終了すると知っていたので前倒しで購入した。もし4月1日以降に、同じ店で1906円を支払った場合、戻ってくる額は190円相当に減る。ただ、今回は運良く賭けに勝ったに過ぎず、キャッシュレス5%還元対象店舗では、むしろ4月1日以降のほうが還元額が増えるので、PayPayは引き続き、お得な決済手段の一つといえるだろう。
 
4月1日開始の「まちかどペイペイ 第3弾」の開催予告

 同じく3月31日23時59分で、「PayPayモールで100億円相当あげちゃうキャンペーン」も終了する。3月中に、同キャンペーン分として20%還元されるPayPayモールで10万円以上を購入すれば、4月のPayPayの還元率は0.5%+0.5%の合計1%還元となるので、高額商品の購入を検討するなら最終チャンスかもしれない。

 リアルでもオンラインでも使えるPayPay残高のチャージ方法は、銀行口座/ヤフーカード/ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い/現金(セブン銀行ATM利用)/ヤフオク!・PayPayフリマの売上金。PayPayマネーのみ、手数料100円で銀行口座への払い戻し(払出)が可能で、ジャパンネット銀行のみ手数料無料。

 あと半日ほどで終了だが、20%還元キャンペーン中のPayPayモールで購入すると、最も手間なくPayPay残高をチャージできた。スマホ決済と共通ポイントサービスがつながり、「街での支払いは、ECで購入してゲットしたポイント(PayPayの場合はPayPayボーナスライト)」という流れがさらに強固になりつつある。

 還元率の下がったスマホ決済は「もう使わない」という判断も正しいが、フリマアプリやECサイトでの購入など、別途、現金をチャージせずに残高・ポイントを積み上げる方法を考えれば、4月以降も活用次第でそこそこお得といえるだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)