エアトリは、20代から70代の男女910人を対象に「コード決済アプリ」に関する調査を実施し、3月24日に調査結果を発表した。調査によれば、「やり方がわからない」という理由でコード決済を使わないという。


 まず、コード決済アプリの利用について聞くと、コード決済アプリを利用していないとの回答が57.2%で最多となった一方で、利用している人が41.8%となった。また、過去に利用していたがやめたのが1.0%で、一度使用すると継続している人の方が大多数という。

 コード決済アプリを利用していない理由については、「やり方がわからない」が最多で35.7%となり、使い始める際に躊躇しているようだ。続いて、「クレカや電子マネーの方が使いやすいから」(30.9%)、「始めるきっかけがなかった」(27.1%)が約3割となった。

 コード決済アプリを現在利用していない人に、今後コード決済アプリを利用してみたいかを聞くと、「いいえ」と回答した割合は52.8%となり、今までコード決済アプリを利用してこなかった過半数が今後も利用意向がないとのことだ。続いて、「検討している」が34.2%だった。

 コード決済アプリを利用している人に、具体的に何を利用しているのか聞いたところ、インパクトのあるキャンペーンを次々と打ち出していたからか「PayPay」を利用しているのが76.3%を占めた。続いて、「LINE Pay」31.8%、「楽天ペイ」が28.9%となった。
 

 今までダウンロードしたコード決済アプリ数は「1個」が32.1%で最多となり、「2個」以上の複数コード決済アプリ利用が67.9%いるとのことだ。一方、実際によく使っているコード決済アプリ数は「1個」との回答が56.8%、「2個」との回答が30.5%だった。いくつか試した結果、一番使いやすいアプリを駆使していると思われる。

 支払いがいくら未満の場合にコード決済アプリを利用するのかを聞くと、「1000円未満」が64.5%、「3000円未満」が13.2%となった。全体では、「3000円未満」での利用が約8割となり、3000円くらいまでなら気軽に利用しやすいようだ。
 

 利用場所として一番多く挙げられたのは、「コンビニ」76.3%だった。続いて、「ドラッグストア」が48.4%、「飲食店・カフェ」と「ネットショッピング」が同率で45.5%と約5割の人が利用しているという。日々の生活で気軽に利用し、少額を支払うことが多い場所が上位を占めた。
 

 コード決済アプリを利用する際に、どのように使い分けているかを聞いたところ、「キャンペーンごとに使い分けている」が最多の36.6%、「ポイント還元率によって使い分けている」が35.3%となり、支払い時に最大限“還元”されるアプリを利用しているとのことだ。
 

 コード決済アプリを使いこなせていると思うかとの問いでは、「はい」との回答が41.1%で最多となった一方で、「いいえ」との回答が23.7%だった。「いいえ」の回答者がコード決済アプリをいくつ利用しているのかを確認したところ、「1個」が70.0%。また、現時点では「わからない」が35.3%で、模索している様子がうかがえた。

 6月30日でキャッシュレス決済によるポイント還元制度が終了になることを知っているかを聞くと、「知っている」との回答が最多で68.7%だった一方、「知らない」が31.3%となり、37.4ポイント差となった。現在、受けているポイント還元も毎日のこととなると出費が変わってくるため、ニュースでも再三話題になっている中、いまだに“知らない人”が3割もいる結果となった。

 ポイント還元制度終了後も、利用は継続するかを聞いたところ、「変わらず利用する」が42.4%だったが、半数以上がどう利用するか検討していることも見えてきた。政府による“ポイント還元制度”の導入を機にコード決済アプリを利用し始めた人も少なくない中、6月以降、コード決済アプリの利用者数が減少してしまう可能性も示唆された。