羽田空港と各都市を結ぶ直通バス運行開始、4月21日から

販売戦略

2020/03/01 11:00

 高速バス「WILLER EXPRESS」を統括管理・運行するWILLER EXPRESSは、羽田空港国際線ターミナルに隣接する「羽田エアポートガーデンバスターミナル」の開業に合わせ、4月21日に乗り入れを開始する。


 これによってWILLER EXPRESSは、6路線が乗り入れ、全国10都市(静岡市・三島市・名古屋市・岡崎市・仙台市・福島市・新潟市・長岡市・長野市・東御市)から直通で羽田空港へアクセスできるようになる。なお、6路線のうち新規路線となる「静岡~羽田線」は、しずてつジャストラインとの2社共同運行、「三島~羽田線(愛称:三島羽田シャトル)」は、東海バスオレンジシャトル・伊豆箱根バスとの3社共同運行となる。

 これまで羽田空港へ乗り入れる高速バスは、関東圏発着の路線が中心だったが、今回の乗り入れで関東圏以外の多くの都市からも乗り換えなしで羽田空港が利用できるようになる。また、主に早朝・深夜帯に発着する航空便と接続しやすいダイヤで運行することで、航空便利用時の選択肢が広がる。

 さらに、同ダイヤ改正に合わせ、「東京~名古屋線」「東京~長野線」で新たに「町田ターミナルプラザ」への乗り入れを開始する。これまで町田方面に住んでいた乗客は、都心部に集中するバス停まで足を運んでいたところを、自宅の近くから高速バスに乗車できるようになり利便性が向上する。