PayPayの40%還元、au PAYの20%還元キャンペーンで、2月はスマートフォン(スマホ)決済が再び盛り上がっている。並行して利用可能店舗も拡大しており、さらにユーザーが便利に使えるようになってきた。2月9~15日のキャッシュレスニュースを振り返る。

au PAYの20%還元キャンペーン、1週目は2日で終了

 2月10日にスタートしたau PAYの「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」は、期間中にau PAYで買い物すると、会計金額の20%相当を還元するというもの。お得さは、PayPayの100億円祭に匹敵する。対象が導入する全店舗で、上限金額が高いことも魅力的だ。
 

 注意したいのは上限金額が期間ごとに設定されていることだ。ステージ1(2月10日~3月1日)が3万ポイント、ステージ2(3月2~22日)が3万ポイント、ステージ3(3月23~29日)が1万ポイントとなっている。また、毎週10億円が還元総額として用意されており、上限に達したらその週のキャンペーンは終了する。

 実際に、1週目は早々に上限金額に達し、11日にキャンペーンが一旦終了。2月17日に還元総額10億円で再開する。会計1回当たりの上限金額が3万円だったこともあり、高単価の商品を販売する家電量販店などでは長蛇の列ができた。全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、キャンペーンを利用したiPad購入によってタブレット端末の販売台数前年比は229.9%という高い伸びを示した。
 

PayPayは飲食店で40%還元! 3月はスーパーがお得

 PayPayは、「全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」を2月から実施中。全国6500以上の対象飲食店や21万台以上の自動販売機「Coke ON」が対象となっている。

 還元上限は500相当/回、1500円相当/期間。支払った金額の最大50%(Yahoo!プレミアム会員50%、他は40%)をPayPayボーナスとして付与する。支払方法はPayPay残高のみで、クレジットカードは対象外。期間は2月29日まで。
 

 PayPayでは、3月に「10時~14時がおトク!春のスーパーマーケット大還元祭」と「春のクリーニングおトク祭り」を実施予定。前者が10~14時の時間限定で対象のスーパーでPayPay残高から決済すると最大10%を還元、後者が対象のクリーニング店でPayPay残高から決済すると最大20%を還元する。

 「10時~14時がおトク!春のスーパーマーケット大還元祭」の付与上限は500円相当/回、3000円相当/期間。Yahoo!プレミアム会員が10%還元の対象で、それ以外のユーザーが5%還元になる。「春のクリーニングおトク祭り」の付与上限は500円相当/回、1500円相当/期間。Yahoo!プレミアム会員が20%還元の対象で、それ以外のユーザーは10%還元になる。
 

d払いのコンビニ10%還元は2/26まで!

 PayPayとau PAYのキャンペーンが目立っているが、d払いも2月3日から対象のコンビニで決済すると10%還元する「コンビニ+10%還元キャンペーン」を開催している。キャンペーンポイントの付与上限は500ポイント/回、2000ポイント/期間。支払方法はdカード以外のクレジットカード払いは対象外。期間は2月16日までなので、利用するなら気をつけたい。
 

 キャンペーンと連動するように、au PAYがパソコン工房、PayPayがガストなどで導入が決定。PayPayは、1月末時点で累計登録者数が2400万人を超えた。スマホ決済は、着実に日常に根付いてきている。2020年春には、「モバイルPASMO」がサービスを開始するなどのトピックも控えている。キャンペーンを含め、今後も動向から目が離せない。(BCN・大蔵大輔)