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au PAYの「毎週10億円」還元、わずか2日でタブレットの販売台数が前年比229.9%!

 【BCN速報値】KDDIau)のスマートフォン(スマホ)決済サービス「au PAY」が2月10日から実施した「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」は、11日の23時59分59秒で終了。わずか2日で当週分の還元総額10億円に到達した。全国の主要家電量販店ネットショップPOSデータを集計した「BCNランキング」の2月10、11日を合算したカテゴリー別販売台数によると、タブレット端末は前年同期比229.9%の大幅な伸びを記録したことが明らかになった。


 タブレット端末以外でもノートPCは141.2%、デスクトップPCは108.2%、ヘッドセットは138.4%、液晶テレビは116.0%、有機ELテレビは153.6%と、いずれも大きな販売につながった。デジカメは87.6%だった。
 
わずか2日で当週分の還元総額10億円が底をついた

 今年の2月10日(月)は平日、11日(火)は祝日だったのに対し、比較対象となる19年は2月11日(月)が祝日、12日(火)が平日で、2日間を合算すれば平日と祝日の差は吸収される。

 また、参考までに2月3日週(2月3日~9日)を示したのが青色のグラフになる。キャンペーン直前の1週分の販売台数より、au PAYのキャンペーンが実施された2日分のほうが多かった。キャンペーンによる影響力がいかに大きかったかを裏付ける数字だ。

 同キャンペーンは3月23日までの期間を三つのステージに分けて実施され、au PAYで支払うと最大20%のポイントが還元される。ステージ1は2月10日~3月1日までの3週間で、毎週10億円の還元総額が用意される。最初の週が2日で還元総額10億円に達したため、次回は2月17日からの仕切り直しとなる。
 
2月17日から再開されるau PAYのキャンペーン。家電量販店の売れ行きにも影響を与える

 auと通信契約を結んでいないユーザーでもau PAYアプリを使っていればキャンペーンに参加できることや、一つのステージの還元上限が3万ポイントと高額なことから、最大3万ポイントを獲得するために15万円まで買い物ができる。ちなみにキャンペーン期間トータルの還元上限は7万ポイントのため、総額35万円の買い物ができる。

 そのため高額商品を購入するチャンスと、au PAYの対象ショップの中でも家電量販店に顧客が殺到したのだ。au PAYを扱う家電量販店はビックカメラソフマップコジマケーズデンキエディオン100満ボルトヤマダ電機ベスト電器マツヤデンキツクモノジマベイシア電器ドスパラゲオ、ゲオモバイルなどだ。

 対象となる家電量販店では毎週月曜日からの数日間は、今回の「BCNランキング」データが示したような動きになることが予想される。(BCN・細田 立圭志)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンデジタルカメラ4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。