【BCN速報値】2月10日、11日の2日で当週分の還元総額10億円の底を突いたスマートフォン(スマホ)決済サービス「au PAY」による「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」の影響で、アップルのタブレット端末「iPad」の販売台数シェアが瞬間的に78.9%まで上昇した。全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」で明らかになった。


 BCNランキングの主要カテゴリの中でも、2月10日と11日を合算したタブレット端末の販売台数は前年同期比229.9%を記録したのは既報の通り。

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 さらにタブレット端末の内訳を調べてみると、アップルの販売台数シェアが急増していた。参考までに、キャンペーンが実施される直前の2月3日週(2月3~9日)におけるアップルのシェアは67.0%だった。キャンペーンが実施された2日間だけで11.9ポイントもシェアを上げたのだ。

 同キャンペーンでは、20%のポイントが還元され、1ステージの還元上限が3万ポイントのため15万円まで買い物ができる。比較的高額な商品を多く扱う家電量販店に顧客が殺到した。BCNランキングのデータは、普段、値引きされないアップル製品が集中したことを示す。
 
10.2型ディスプレイの第7世代の「iPad 10.2"」

 もともと2019年9月末に税別3万4800円という手頃な価格の10.2型ディスプレイの第7世代「iPad 10.2"」が発売されてから、アップルは販売台数シェアを伸ばしていた。19年1月に43.4%だった台数シェアは10月の消費増税後も伸び、12月の年末商戦で71.9%を記録した。

 今回のau PAYのキャンペーンは3月23日まで毎週10億円の還元総額が用意されるため、次回は週明けの2月17日から再開される。78.9%という台数シェア自体、他社を寄せ付けない驚くべき数字だが、今後さらに上がっていくのだろうか。(BCN・細田 立圭志)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンやデジタルカメラ、4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。