【BCN速報値】1月14日のWindows 7サポート終了まで残り2日に迫った。前回の2014年4月8日に実施されたWindows XPのサポート終了時の販売動向と比べてどうなのか。全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」で比較してみた。


 表のBCNランキングは、ノートPCとデスクトップPCの販売台数推移。タブレット端末は、アップルの比率が高く偏りが生じるため除いている。

 折れ線グラフはPCの前年同週比の推移で、赤色が今回の7サポート終了時で、青色が前回のXPのもの。今回と前回で動きが大きく異なるのが、増税の駆け込み需要とサポート終了の駆け込み需要が重なっているか否かだ。

 前回時は、14年4月1日の消費増税8%と4月8日のXPサポート終了の駆け込み需要がほぼ重なった。増税直前(3月4週)に187.0%のピークとなり、翌週4月第1週はいったん下がったが、さらに翌週のXPサポート終了(4月第2週)に再び148.9%まで回復するなど、データが市況に敏感に反応している様子が分かる。

 今回は、19年10月までの消費増税の駆け込みと、7サポート終了に向けた駆け込みの二つの山が形成されている。前者が増税直前(9月第4週)に236.9%のピークを迎え、後者が1月第1週(12月30日~1月5日)に156.5%となった。

 前回の187.0%より30.5ポイントも下回っているが、これは勢いがないのではなく、増税前の236.9%で需要を先食いした影響と考えることができるだろう。

 参考までに下の棒グラフは13年12月第1週を100としたときの指数推移を示す。青色の棒グラフの方が赤色より高いことから、PCの市場規模自体は6年前よりも縮小している様子が分かる。ただし、今後のサポート終了後の反動減でどこまで縮小を食い止められるかは業界が注目するところだ。

 気になる1月第2週(1月6~12日)はどうなるのか。BCN総研の木下智裕部長は、「1月14日のサポート終了前の最後の週末で、相当な台数の販売が期待できるだろう。おそらく、前年比で2倍程度の数字になるのではないか」と予想する。XPの時よりも大きな伸長が期待できそうだ。(BCN・細田 立圭志)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンやデジタルカメラ、4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。