ヤフーの親会社Zホールディングス(HD)とLINEが経営統合を発表した。両社はそれぞれ、ZHDの親会社ソフトバンクが「PayPay」、LINEが「LINE Pay」というスマートフォン決済サービスを展開しているが、今後はどのようにサービスを展開していくのか。経営統合の記者会見で、両サービスについての方針が示された。

ヤフーとLINEの経営統合後にPayPayとLINE Payはどうなるのか

 会見に登壇したZHDの川邊健太郎社長CEOは、「これから1年弱、まだまだ競合関係を続ける。最終的に、最もユーザーに支持されているサービスを統合後に補完し合う形になる。加盟店の最大化も進めていく」と、PayPayとLINE Payの行方について言及した。

 両サービスは、「最大20%還元キャンペーン」などで大きな話題になった。現在、知名度はPayPayが圧倒的に高いが、LINE Payは来店前注文や出前サービスなどのユーザー体験向上に力を入れている。それぞれ異なるアプローチを試みており、1年弱の競合関係は、今後のペイメントサービスのビジネスモデルを占う競争になりそうだ。