マーケットエンタープライズはこのほど、ヤフオク!やメルカリといったインターネットオークションやフリーマーケットアプリなど、主要4市場を総括した2019年7~9月の中古スマートフォン(スマホ)取引数ランキングを公開した。取引数の多いiPhoneランキングでは、2期連続でトップだったiPhone 7が順位を落とし、首位にiPhone 8が入る結果となった。


 全体的な取引数はiPhone 11シリーズ発売前の買い控えで減少したが、発売と同時に過去モデルの値下がりが実施されたため、iPhone 7とiPhone 8は前四半期と比較すると取引数が増加した。両シリーズの人気は、しばらく続く見込みだ。

 中古Androidスマホランキングでは、前回のランキング圏外から約300%増で取引数を伸ばしたのは、Xperia XZ3(au)だった。Xperia 1の発売に伴い、auオンラインショップで過去モデルの大幅な値下げが行われた結果、定価の6割程度で購入したXperia XZ3が中古市場に影響を与えたと考えられるという。
 

 また、10月施行の「電気通信事業法の一部を改正する法律」は、通信と端末の料金を分離する事に加え、端末割引の上限にも大幅な規制がかかる。マーケットエンタープライズの菅野辰則・中古モバイル市場アナリストは、「これにより、新品端末を購入する障壁が高くなり、さらに安価な中古スマホを選択するユーザーが増加すると予想される。影響はこれから出てくるだろう」と、今後、中古スマホ市場が拡大するとの見方を示した。