スマートフォン決済サービス「PayPay」は、11月に実施を予定していたPayPayを使った会計ごとに抽選で最大1000円相当が戻ってくる「PayPayチャンス」について、実施を見送ることを決めた。

PayPayが11月の「PayPayチャンス」の実施を見送る
(写真は10月の「PayPayチャンス」)

 理由については、10月5日にサービス開始一周年を記念して実施した、PayPay加盟全店で実施する1日限りの20%還元「PayPay感謝デー」でトラブルが多発したことを受け、今後予定しているキャンペーンを安定して実施できるか、見直すためだという。
 
「PayPayからのお知らせ」に掲載された2019年11月以降のPayPayチャンスについて

 同社の広報担当者によると、「感謝祭では、多くのユーザーの方にご迷惑をおかけしてしまった。今後のキャンペーンでも同様の事態が発生することを避けるため、一旦、検討段階のものから実施予定のものまで全て見直すことにした。11月に待っていた方々には申し訳ないが、12月の『PayPayチャンス』はしっかりと実施できるように準備を進めたい」という。12月の実施については、11月10日に詳細を知らせるとしている。

 1周年記念キャンペーンの際は、その前日に始まった「PayPayでヒートテック1枚買うともう1枚無料キャンペーン」と相まって利用者が殺到。アクセスが集中したことにより、ユニクロやGUの店舗で決済ができない、または決済完了通知がなかなか届かないなどの障害が発生した。

 PayPay側も準備はしていたが、それを上回る利用があったためトラブルに至ったのだという。今後は、通信の安定性や負荷がかからない方法の模索、サーバーの増強などを通して、ユーザーが安定してキャンペーンを利用できるよう、万全の体制で臨むとしている。