アップルが福岡に2005年から構えていた直営店のApple 福岡天神が9月28日に新装開店を迎え、「Apple 福岡」として新たなスタートを切った。リニューアルオープンの初日から活気づいた店舗の様子をレポートする。

9月28日にリニューアルオープンを迎えたApple 福岡

 新しいApple 福岡は、街の中心部のひとつである天神地区内に場所を移して再出発することになった。店舗は内装を新しくしただけでなく、さらに拡張されて横幅が50%ほど広がったほか、天井の高さも3倍に拡張された。ガラス張りのオープンな雰囲気の店内からは天神西通りを行き交う人々の様子が見渡せる。
 
ガラス張りのエントランスにアップルのブランドロゴ。
新しい店舗デザインを採用してリニューアルを図った

 2018年の4月に東京・新宿にオープンしたApple 新宿から、アップルは最新の店舗デザインを国内の店舗に続々と導入してきた。大きなガラス窓の透明感とウッドの温もりを活かした建築デザインに共通の特徴を持たせながら、各店舗ごとにユニークなワンポイントも作り込んでいる。例えばApple 福岡の場合、店舗奥の壁面には世界で初めて「障子スクリーン」と名付けた明かり取りを設けた。昼間は自然光を取り込み、夜間は淡い照明が店の中を照らして独特の雰囲気を演出する。
 
店舗奥の壁面には世界で初めて「障子スクリーン」と名付けた明かり取り兼照明を採用

 店舗の中心には国内のApple直営店では最大級のサイズとなる巨大なビデオウォールが設置されている。ここでは毎日アップルの製品やアプリに関するレクチャーを中心とした、内容も多彩な「Today at Apple」のセッションが開催される。
 
iPhone 11シリーズがずらりと並ぶ店内
店の奥には落ち着いた雰囲気の中庭がある

 Apple 福岡にはまた、Apple 京都やApple 渋谷に設けられたビジネス来訪者専用スペースの「ボードルーム」がある。Apple 福岡のシニアマネージャー、ミカエラ・ウエムラ氏は「福岡はアジア地域で活躍するグローバルスタートアップのハブとしても機能する都市。Appleも躍動感あふれるコミュニティの一員として地域に貢献していきたい」とリニューアルオープンに向けてコメントを寄せた。
 
店の奥には落ち着いた雰囲気の中庭がある
 
法人専用のビジネススペース「ボードルーム」が設けられた

 9月28日の新装開店初日には大勢の熱心なファンが行列をつくって午前10時の開店を待っていた。その人数は開店直前にはおよそ600人にまで到達していたようだ。
 
午前10時の開店時にはストアスタッフがハイタッチで来客を迎えた
 
賑わう店内の様子

 早くから店舗に足を運んだ来客にはApple 福岡のリニューアルオープンを記念したノベルティグッズが無料で配られた。店内には最新のiPhone 11シリーズやApple Watch Series 5のほか、発売されたばかりの第7世代のiPadも並んでおり、それぞれの端末を手に取って購入のため熱心に比較検討する人々の姿があった。
 
Apple 福岡のノベルティグッズが配られた
 
iPhoneやMacBook、iPadなど展示コーナーには
真剣に比較検討する来客があふれかえっていた


 Apple 福岡は毎月曜から日曜、午前10時~午後21時までが営業時間となっている。Today at Appleのセッションのスケジュールもホームページから確認ができるので、ぜひ足を運んでみてほしい。(フリーライター・山本敦)