総務省は、マイナンバーカード取得者に付与する全国共通ポイント「マイナポイント」の導入を検討していると明らかにした。2020年度の実施を見込む。新ポイント制度を通して、マイナンバーカードの普及を促進する狙いだ。

総務省がマイナンバーカード取得者を対象にしたポイント還元施策を実施する予定

 マイナポイントは、マイナンバーカード取得者が専用のID(マイキーID)を設定し、ポイントを一定額購入した際に、プレミアムとしてマイナポイントを上乗せする仕組みだ。具体的には、“○○ペイ”などの民間キャッシュレス決済手段で利用者が前払いした分に、プレミアムを追加で付与する。原資は国費。10月の消費税増税後の需要平準化施策も兼ねている。

 ポイントを使う場所については、各地域の商店やオンラインショップを候補にあげている。ポイントの購入条件や購入対象者、おまけの割合、ポイントの利用環境、使い道、有効期限など、具体的な内容は現在検討中で、決まり次第、順次知らせていくとしている。

 マイキーIDの設定時には、マイナンバーカード取得時に設定した「利用者証明用電子証明書暗証番号(4ケタ)」が必要になる。現在は、公的個人認証サービスに対応しているICカードリーダライタが必要になるなど、マイキーの取得に多少手間がかかる。総務省は、簡単に設定するためのアプリを順次リリースする予定だという。