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【今週のキャッシュレスニュースまとめ】PayPayがスーパーで急拡大! 地元密着型店舗にも進出

 いよいよ増税まであと1カ月。需要平準化対策として実施されるキャッシュレス・消費者還元事業やキャッシュレス関連企業の動きが慌ただしくなってきた。先週のキャッシュレスニュースまとめでも、PayPayのスーパーマーケット対応は取り上げたが、今週はさらに対応店舗が増えたことに加えて地域密着型で利用できる環境が整いつつある。スマートフォン(スマホ)で発行するバーチャルデビットカードが対象のみずほ銀行による20%還元キャンペーンなども注目だ。8月24~31日に話題になったキャッシュレスニュースを振り返る。

PayPayがスーパーを狙い撃ち イトーヨーカドーも

 PayPayが毎月実施している「いつもどこかでワクワクペイペイ」の9月はスーパーが対象。10時から14時までにPayPayで支払うと決済金額の最大10%が還元される。開催を前にスーパー各社のPayPay対応が加速しているのは前週もお伝えした通りだが、今週はイトーヨーカドーやヨークマート、サミットなどの大手スーパーが対応を決めた。
 

 注目したいのは、地元密着型のスーパーも相次いで導入を発表したことだ。新潟県・長野県・富山県で展開するスーパーマーケット「原信」「ナルス」、中四国・九州地方を中心にイズミが運営する「ゆめタウン」「ゆめマート」「LECT」、群馬県を中心に展開する「とりせん」「ベイシア」などで、9月からPayPayが利用できるようになる。
 

au PAYがキャリアフリー化 導入店舗も拡大

 今年4月にサービスを開始した「au PAY」はauユーザーしか利用できないスマホ決済サービスだったが、8月29日にいよいよキャリアフリー化。誰でも利用できるようになった。現在展開しているキャンペーンは、auユーザーやauスマートパスプレミアム加入者優遇するものが多いため、これからどのようなメリットを提示してくるのか注目だ。同日には、JR西日本グループ運営のショッピングセンターで利用できるようになるなど、対応店舗も広がっている。
 

みずほ銀行も20%還元キャンペーンに参戦!

 みずほ銀行は8月29日、iPhoneアプリ「みずほWallet」でバーチャルデビットカード「Smart Debit」の提供を開始した。Smart Debitは、みずほWalletから即座に発行して、みずほ銀行の口座からデビット払いできる決済サービス。同行の口座を開設している15歳以上の本邦移住者(中学生は除外)であれば、誰でも利用できる。
 

 あわせて、Smart Debitの決済金額を20%をキャッシュバックするキャンペーンも開催。還元上限は最大1万円。先行して対応するAndroidユーザーも対象となる。また、みずほWalletで発行できる「Mizouho Suica」の新規発行者を対象にした20%還元キャンペーンも実施。還元上限は5000円。

ポイント付与は最大1億円相当? メルペイの友達招待キャンペーン

 メルペイは、8月30日に新規ユーザーを招待すると招待した側・された側の双方に1000円相当のポイントをもらえる「友達招待キャンペーン すすメルペイ」を開始した。期間は9月16日まで。
 

 ポイント付与の条件は、「メルカリ」で招待コードを発行、新規ユーザーがそのコードでメルペイの本人確認をすること。初めて本人確認をするユーザーが対象となる。1人当たりの付与上限は1億円相当。招待人数に換算すると、10万人までキャンペーンの特典をもらうことができる。(BCN・大蔵 大輔)