総務省消防庁が発表している熱中症情報によると、7月29日~8月4日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人数は速報値で1万8347人。前週の5664人から約3.2倍に急増し、死亡者数は57人で今年最多を記録した。


 今年は5月20日週(20~26日)に季節外れの猛暑で例年を上回る熱中症による救急搬送数が報告されたが、梅雨入り以降は気温が上がらず、昨年を大幅に下回る基準で推移していた。だが、梅雨入りにした前週から全国的に気温が急上昇。真夏日が続き、救急搬送が相次いだ。
 

 梅雨明けが昨年よりも遅れたことで、暑さのピークがずれこんだこともあるが、昨年同期比でも救急搬送数は約1.5倍になった。都道府県別では、秋田県を除く地域で昨年を上回っている。猛暑は、盆休みにかけて続くとみられ、外出の際に一層の警戒が必要となりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)