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6月のドライブレコーダー販売動向、2大メーカーに人気が集中

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、6月のドライブレコーダーの販売台数は前年同月比で107.8%と伸長した。メーカー別では、ツートップのコムテックとJVCケンウッドに人気が集中。コムテックが前年同月比113.4%、JVCケンウッドが174.1%と、大きく成長している。


 各週のメーカー別販売台数シェア推移では、コムテックが4週を通じてトップを獲得。ただ、JVCケンウッドも常に10ポイント以内の差で着実に販売台数を増やしている。後続は、3位にユピテル、4位にナガオカトレーディングがランクインした。
 

 同期間中の販売台数シェアランキングでは、コムテックの「ZDR-015」が16.7%の高いシェアで1位。2位にJVCケンウッドの「DRV-340」、3位に同社の「DRV-MR740」が続いた。前後2カメラタイプの需要が増していることは各メディアでも報道されているが、ランキングもそれを反映した結果になっている。
 
1位のコムテック「ZDR-015」

 リアカメラ付きドライブレコーダーの販売台数構成比は、18年5月は6.3%だったが、1年後の19年5月には28.0%と約5倍に拡大。2カメラタイプが市場のトレンドとして定着しつつある。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。