「最近の精米技術は進化しているので、お米を傷つけないように優しくとぐのがポイント」――。炊飯ジャーメーカーのタイガー魔法瓶は6月26日、新製品の土鍋圧力IH炊飯ジャー「土鍋ご泡火炊き JPG-S100」の発表会で、「お米のとぎ方講座」と題した、おいしく炊くための米のとぎ方をレクチャーした。
タイガー魔法瓶が実施した「お米のとぎ方講座」
まず計量カップで米を計量する際は、米をすくってからギュッと押し込まない。ふんわり入れて、棒などがなければ指で構わないのですりきり一杯にする。
内釜に米を入れたら、最初は少し多めの水を入れてとがない。すぐに水を捨てるのがポイントだ。「乾いた米は最初に水を吸水しやすいので、ぬか臭さがつかないように、水を入れたらすぐに捨てる」と担当者は話す。
最初に水を入れたらとがずにすぐ捨てる
その後、卵をつかむ時のように手の指に隙間をつくって、優しく釜の中を10回まわしながらとぐ。10回まわした後に水を入れて、すぐに捨てる。これを合計3回、手早く繰り返して行う。
水を入れずに優しく10回まわしながらとぐ
水を入れて、すぐに捨てる。といで水を捨てるのを3回繰り返す
「精米技術が進化しているので、昔のようにゴシゴシと力を入れてとぐと、米に傷がついてしまい、米に含まれる甘み成分が減ったり、食感が損なわれてしまう」という。
最後に水を入れて捨てる作業を2回繰り返してすすぐ。「水は少し白みがかっているぐらいがちょうどいい。透明になるまでとぐのはやりすぎ」と、水の色にも気をつかおう。
すすぎ終わったあと、内釜の合数目盛りに合わせて水を入れる。「おいしく炊くには米と水も重要なので、できれば最後に天然の水を使うとおいしく炊ける」とアドバイスする。
このとき、水の量が内釜の左右両方の目盛りに合っているかどうかを確認することが重要だ。炊飯器の内釜には、傾いて水の量を間違わないよう、左右に目盛りが印字されている。
内釜の目盛りは左右で合っているかをチェック
傾いて水の量を間違わないように内釜には左右に目盛りが印字されている
なおJPG-S100は、5.5合炊きでも「土鍋中ぶた」を使うことで1合炊きがおいしくなる「一合料亭炊き」を搭載しているので、水の量を一合の目盛りに合わせている。最後は、炊きムラや焦げの原因となる釜の外側の水分を、布巾などでしっかりと拭き取る。
釜の外側の水分を拭き取る
おいしく炊くには、優しくとぐのがポイント
あとは内釜を本体にセットして、炊飯ボタンを押すだけで、時間がきたらおいしいご飯が炊けているはずだ。とぎ方を少し改善するだけでおいしくなるのなら、試してみない手はない。
![](https://bcnretail.kuroco.app/files/user/201906261817_1.jpg?v=1561540642)
まず計量カップで米を計量する際は、米をすくってからギュッと押し込まない。ふんわり入れて、棒などがなければ指で構わないのですりきり一杯にする。
内釜に米を入れたら、最初は少し多めの水を入れてとがない。すぐに水を捨てるのがポイントだ。「乾いた米は最初に水を吸水しやすいので、ぬか臭さがつかないように、水を入れたらすぐに捨てる」と担当者は話す。
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その後、卵をつかむ時のように手の指に隙間をつくって、優しく釜の中を10回まわしながらとぐ。10回まわした後に水を入れて、すぐに捨てる。これを合計3回、手早く繰り返して行う。
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「精米技術が進化しているので、昔のようにゴシゴシと力を入れてとぐと、米に傷がついてしまい、米に含まれる甘み成分が減ったり、食感が損なわれてしまう」という。
最後に水を入れて捨てる作業を2回繰り返してすすぐ。「水は少し白みがかっているぐらいがちょうどいい。透明になるまでとぐのはやりすぎ」と、水の色にも気をつかおう。
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すすぎ終わったあと、内釜の合数目盛りに合わせて水を入れる。「おいしく炊くには米と水も重要なので、できれば最後に天然の水を使うとおいしく炊ける」とアドバイスする。
このとき、水の量が内釜の左右両方の目盛りに合っているかどうかを確認することが重要だ。炊飯器の内釜には、傾いて水の量を間違わないよう、左右に目盛りが印字されている。
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なおJPG-S100は、5.5合炊きでも「土鍋中ぶた」を使うことで1合炊きがおいしくなる「一合料亭炊き」を搭載しているので、水の量を一合の目盛りに合わせている。最後は、炊きムラや焦げの原因となる釜の外側の水分を、布巾などでしっかりと拭き取る。
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![](https://bcnretail.kuroco.app/files/user/201906261817_12.jpg?v=1561540642)
あとは内釜を本体にセットして、炊飯ボタンを押すだけで、時間がきたらおいしいご飯が炊けているはずだ。とぎ方を少し改善するだけでおいしくなるのなら、試してみない手はない。