全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、4月のフルサイズミラーレス一眼の販売台数伸び率は、前年同月比で169.6%と伸長。GW(ゴールデンウィーク)10連休で消費が喚起されたこともあり、大きく数字を伸ばした。


 5月各週のメーカー別販売台数シェアでは、過半数を占めるソニーの優位が変わらない。GW期間の第1週は60%を超え、人気の高さを示した。後半になると、2位のキヤノンが上昇。第3週と第4週は30%を上回り、ソニーに迫った。

 シリーズ別販売台数シェアでは、ソニーの「α7 III」が1位をキープ。4月(4月1日週~4月22日週)は38.9%だったが、5月は43.7%と4.8ポイント上昇。注目したいのは、10位にランクインしたパナソニックの「LUMIX S1」だ。
 

 平均単価は32万1774円と30万円を超える高価なモデルだが、ライカ・シグマ・パナソニックに共通する「Lマウント」やフルサイズミラーレス一眼として初めて対応した4K60fps動画撮影など、独自性が評価されている。
 
30万円超えながらベストテン入りしたパナソニックの「LUMIX S1」

 7月18日には、同モデルの動画機能を大幅に向上する専用アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」が発売される予定。業務用シネマカメラクラスの14+ストップV-Logなどを追加し、長所をさらに伸ばすことができる。現在はまだシェアが低いものの、プロニーズを中心にこれから存在感は高まりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。