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「ヨドバシ梅田タワー」今秋開業、ホテルや200店舗が出店する商業施設を併設

経営戦略

2019/06/06 18:30

 ヨドバシホールディングスは、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田(ヨドバシ梅田)に併設する形で、約200店舗が出店する商業施設と約1000室のホテルが入る「ヨドバシ梅田タワー」を今秋開業する。大阪・梅田の新しいランドマークに位置付ける。

「ヨドバシ梅田タワー」完成イメージ ※デザインは変更される場合がある

 地下2階から地上8階の商業エリアには、アパレル、雑貨、日用品、飲食店、食物販、サービスなどの店舗が出店。ファッション、スポーツ・アウトドア、インテリアなどのショッピングエリア、ファミリー向けの大型キッズエリアをはじめ、コワーキングスペース、飲食店街とスーパーマーケットが一体になった大型のエンターテインメントエリアなどを取り揃え、多様なニーズに応える。商業施設の各フロアは、隣接する既存のヨドバシ梅田とも接続する。
 
全体構造図

 宿泊施設は、阪急阪神ホテルズが新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドとして日本初の1号店となる「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」。大阪市内でも最大級となる約1000室の客室を用意し、11月27日に開業する。宿泊と宴会場の予約は6月3日から開始する。

 ヨドバシ梅田タワーの建設にあたって、大阪駅、大阪ステーションシティ、グランフロント大阪への周辺施設を繋ぐペデストリアンデッキを整備。地下1階・1階・2階レベルへの移動が可能となり大阪駅周辺の歩行者動線の利便性が向上する。

 また、併設するホテル利用客のビジネスユースや観光ニーズに対応できるよう、バスターミナル施設を導入。周辺地区における観光バスや高速バスの乗降場所不足による路上での駐車問題の解消、円滑な自動車交通環境を形成を目指す。

 景観を意識して、壁面や屋上の一部を緑化するほか、開放感のあるガラスカーテンウォールを取り入れた。中層部の外壁は、既存建物との統一感を重視し、インド三の天然石を使用した重厚感のある石張り。