LINEとLINE Payが、スマートフォン(スマホ)決済サービス「LINE Pay」で5月21日から開催している「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」。同社はTwitterの公式アカウントで、開始から3日目となる23日時点で150億円分が送金されたと発表した。

300億円分のLINE Payボーナスのうち150億円がすでに送付された

 300億円祭は、LINE Payの送金機能を使って、LINEで友だち登録をしたユーザーやグループに無料で1000円相当の「LINE Payボーナス」を送付することができるキャンペーン。受け取ることができるのは一人1回だけだが、一度に送付できる人数は最大500人、1日に5000人まで送ることができる。5月29日までという期限はあるものの、300億円分が送付されたら終了するので、“早い者勝ち”のキャンペーンとしている。
 
5月29日という期限はあるが、300億円分が送付されたら終了になる

 23日の時点で残りが150億円ということは、すでに1500万人に1000円相当の「LINE Payボーナス」が送付された計算だ。開始当日は18時までに90億円分が送金されるほどの勢いだったが、2日目からは鈍化している。

 300億円祭で送付された1000円相当の「LINE Payボーナス」を受け取るには、身分証と顔の写真をスマホで送って登録できる「かんたん本人確認」か、こちらもスマホで完結する「銀行口座登録による本人確認」、「郵送本人確認」のいずれかの方法で、本人確認をする必要がある。本人確認の期限は6月30日までだ。

 すでにスマホ決済を使いこなしている人にとっては、1000円を無料でゲットできるチャンスといえるだろう。逆に、スマホ決済に馴染みのない人にとっては、突然LINEで1000円が贈られてきても驚くばかりだ。最近は“振り込め詐欺”への注意喚起も多いので、「個人情報を入力するのは怖い」「騙されるのではないか」といった理由で受け取らないユーザーもいる。

 そのようなユーザーも、親しい友人や親せきなど身近な人に勧められれば、本人確認をする可能性がある。300億円祭は、既存のLINE Payユーザーをターゲットにした施策というよりも、LINE Payユーザーが新たなユーザーを誘うことが狙いだとも考えられる。

 一見すると300億円という大金をつぎ込んだ施策だが、仮に3000万人に送付されたとしても全員が本人確認を行うとは考えにくい。実際にどれほどのユーザーが本人確認して1000円相当のLINE Payボーナスを受け取るのか、注目していきたい。