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ウェブカメラでシェアNo.1のロジクール、新製品7モデルの体験会を開催

販売戦略

2019/04/26 18:00

 ロジクールは、4月25日、同日に発売したウェブカメラ7モデルの体験会を開催。新製品の紹介やお笑いコンビでストリーマーの「のぼしぼん。」による体験エピソードの披露、デモンストレーションが行われた。

活況のウェブカメラ市場でロジクールが圧倒的No.1を誇る理由を体験も交えて紹介

 法人向けでは遠隔会議やテレワーク、個人向けではYouTuberやストリーマーによる動画配信などのニーズの高まりを受けて、ウェブカメラ市場が活性化している。同社のクラスターカテゴリーマネージャーの室井崇裕氏によると、日本政府が目標とするテレワーク導入企業の割合は、2012年では11.5%だったが20年には34.5%と約3倍に上昇しているという。
 
クラスターカテゴリーマネージャーの室井崇裕氏
 
日本政府が目標とするテレワーク導入企業の割合は8年で約3倍に

 いまやYouTubeユーザーの人口は約15億人。世界中の誰もが気軽に動画を配信できる環境ができつつある。室井氏は、ストリーミング人口が急増している数値の根拠として、代表的な動画配信サービスであるTwitchiの月間配信者数の推移も紹介。直近2年で200万人から約450万人に増加しており、動画配信の文化がワールドワイドで急速に浸透してきていることが分かる。
 
Twitchiの月間配信者数は直近2年で200万人から約450万人に

 ロジクールのウェブカメラは、全国の家電量販店やECショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」におけるPCカメラ部門で年間販売台数シェアNo.1(2018年1月~12月)を獲得するなど支持を集めている。評価されているのは、画質や使い勝手など品質の高さ、ニーズに応じて選択できるラインアップの幅広さだ。
 
4月25日に発売した7製品。幅広いラインアップも魅力だ

 ゲストとして登場してきた「のぼしぼん。」のバヤシXさんは、ゲーム配信を中心に1年半前からストリーマーとして活動を開始。芸人としてより高み目指すため、というのが理由だが、最初に直面したのは撮影機材を購入するためのコストが高いという問題だったという。動画配信にはカメラ、マイク、キャプチャーボードなどさまざまな機材が必要。一通り揃えると、かなりの出費になる。
 
芸人 兼 ストリーマーとして活躍する「のぼしぼん。」
(左からバヤシXさん、しの丸さん)

 そんなときに出会ったのが、高品質の映像と音声を一台で記録できるロジクールの「C525n」だった。低コストでストリーマーに求められる環境を構築できる。導入する際のハードルの低さが、ストリーマーデビューを後押しした。その後、バヤシXさんは、より高解像度でステレオ録音ができる「C920r」にステップアップ。「PC内蔵のカメラでは撮影できない角度で設置できたり、肌のきめまで伝わる高解像映像で記録できたり、動画配信には欠かせない」と絶賛する。
 
ロジクールのウェブカメラの魅力を熱弁するバヤシXさん

 製品のデモンストレーションでは、とある番組でお蔵入りになったという「ズボンのチャックの開け閉めのスピード」のギネス記録に最上位機種「C922n」で挑戦。PC内蔵カメラや性能の高くないウェブカメラであれば、早い動きに対応しきれず、チラつきが発生するところだが、同モデルは1080p/30fps、720p/60fpsの撮影に対応。激しく上下に動く手をなめらかに映し出した。
 
激しい動きもなめらかに描写する最上位機種「C922n」。
ギネス記録の更新にも無事成功!

 ロジクールは、ウェブカメラの販売をこれまで以上に強化する予定で、新製品は店頭で分かりやすいようにパッケージデザインとロゴをリニューアルしている。「のぼしぼん。」のように、インフルエンサーを起用したプロモーションにも注力していくという。