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Clova DeskでLINEが実現することは? キーワードは「コミュニケーション」

  AIアシスタント「LINE Clova」搭載のスマートディスプレイ「Clova Desk」が、LINEの公式ストアで3月19日に発売する。3月12日に開催された発表会に登壇した、Clova企画室スマートプロダクトチームの中村浩樹マネージャーは、「Clova Deskで新たなコミュニケーションを創り出していく」と強調した。

中村浩樹マネージャー

 Clova Deskは、先行する競合製品と同じく、レシピの確認や動画の視聴、家電の音声操作などといった機能を備える。独自の強みは、コミュニケーションに特化している点だ。「LINEが最も得意としているのはコミュニケーション。人のパートナーになるような存在にしていきたい」と中村マネージャーは語る。想定するユーザーは家族層だ。
 
 
 
さまざまなスキルを備える。写真は上から、3月中に対応するAbemaTV、クックパッド、LINE MUSIC

 「LINE」アプリでメッセージを送るだけでなく、ビデオ通話も可能だ。相手が送ったスタンプも表示できる。また、デコレーション付きのセルフィーモードを備えるほか、デコレーションしながらのビデオ通話が可能。一味違ったビデオ通話で、コミュニケーションを撮ることができる。音声で操作できるので、スマートフォン(スマホ)の操作が難しい子どもやシルバー層でも簡単に使える点が特徴だ。
 
デコレーションしながらセルフィーが撮影できる
 
デコレーションしながらの通話ができる

 操作していない間は、天気や時間、電車の運行情報など、家族に必要な情報を表示する。バッテリーを内蔵して持ち運べるように設計しており、機能はスマートフォンと被る部分もあるが、「家の中でスマホが使えない状況でも、使えるデバイスとして活躍させていきたい」という。
 
Clova Desk

 3月中にはAbemaTVと連携して、配信されている番組の視聴が可能になる。このほか、ユーザーからの意見や要望をもとにアップデートを重ね、改善やスキルの追加を行う。ユーザーの生活をより便利に、快適にすることを目指すという。