2019年のゴールデンウィーク(GW)は、土日を含め、4月27日から5月6日まで何と10連休。長期旅行に行ける大チャンスだ。例年、GWの海外旅行先としては、ハワイ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ラスベガスなどの米国旅行が人気。米国旅行は時差の関係で3泊5日、4泊6日が一般的だが、今年のスーパーGWなら、長めの7日/8日プランや、帰国後、日本で旅の疲れを取るといったことも可能だ。

身近なハワイからアメリカ大陸まで、GWシーズンの海外旅行先は米国が人気という

 海外旅行時に、費用・現地の治安とともに気になるポイントは通信環境。渡航先でも国内と同様にスマートフォンを使えるよう、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアは、国際ローミングサービスを定額で使える海外向けデータ定額サービスを提供しており、ドコモは「海外パケ・ホーダイ」「パケットパック海外オプション」、auは「海外ダブル定額」「世界データ定額」の名称で展開している。レンタルWi-Fiルーターとは違い、出発前に空港での受け取りや返却などの面倒がなく、旅先でも荷物にならないのは嬉しい。

 ソフトバンクは、iPhone/iPad限定で、米国の対象エリア滞在時、スプリントのネットワークでの通話やモバイルデータ通信、メールの使い放題が可能なオプションサービス「アメリカ放題」を14年9月にスタート。サービス利用料は月額980円だが、サービス開始以来、事前申し込み不要・オプション料金不要の無料キャンペーンを継続している。いくら使っても0円なので、旅行日数が長いほどおトクだ。
 
「アメリカ放題」は、13年にソフトバンクが買収した米国の通信事業者・
スプリントのネットワークを生かしたサービス。対象エリアの詳細はWebサイトで確認できる

米国滞在日数5日間なら他社より5000円もおトク!

 具体的に試算してみると、auの「世界データ定額」、ドコモの「パケットパック海外オプション(基本プラン)」は、24時間980円なので、利用日数3日間だと2490円、5日間だと4900円かかるが、ソフトバンクの「アメリカ放題」は、日数にかかわらず0円で、利用日数5日間で比較すると約5000円も安い。さらに、通話を利用すると、他は国際通話料金が発生するため、5000円の差では済まなくなる。
 
利用日数3日間の短期でも最安。長期滞在ならさらにお得に

 また、大きな違いとして、ドコモの「パケットパック海外オプション」、auの「世界データ定額」は、日本で加入しているデータ通信プランの容量から、海外で使った分を差し引く仕組みのため、海外滞在中、通常より多くの容量を消費すると、帰国後、容量が足りなくなる可能性がある。対して、ソフトバンクの「アメリカ放題」は契約プランと連動していないので、海外で使いすぎても容量不足に陥る心配は不要だ。
 

 現状、国際ローミングサービスを利用できるMVNOは限られる。また今回まとめたように、大手3キャリアでも、サービス内容・料金体系は異なっている。海外旅行・海外出張の際は、余裕をもって下調べをして、渡航先・渡航日数にあわせて最安なキャリアに乗り換えてもいいだろう。