• ホーム
  • トレンド
  • 全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019、グランツーリスモとぷよぷよを追加

全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019、グランツーリスモとぷよぷよを追加

経営戦略

2018/12/28 20:00

 日本eスポーツ連合(JeSU)と、いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会実行委員会が、2019年の国民体育大会の文化プログラムで実施するeスポーツ大会「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」に、「グランツーリスモ SPORT」と「ぷよぷよeスポーツ」の2タイトルを追加したと発表した。既報の「ウイニングイレブン 2019」と合わせて、競技は3タイトルになった。

「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」に
「グランツーリスモ SPORT」と「ぷよぷよeスポーツ」が加わった

 国体の文化プログラムでeスポーツ大会が実施されるのは初めて。また、文化プログラムとしても全国47都道府県で予選を実施するのは初となる。予選は4月~8月に実施する予定。エントリーは、「グランツーリスモ SPORT」以外は2月から始まるとしている。本大会は、10月4日~6日に茨城県内で開催する。
 
すでに発表されていた「ウイニングイレブン 2019」と合わせて、3タイトルで実施する

 「グランツーリスモ SPORT」は、最新のテクノロジーを使ったレースゲーム。シンプルなルールと操作で、大人から子どもまでeスポーツとしても楽しめる。予選はオンラインで各都道府県ごとにタイムトライアルを行う。その後、オフライン大会で各都道府県代表を決める。少年の部(6歳~18歳未満)と一般の部(18歳以上)に分けて実施する。

 「ぷよぷよeスポーツ」は、四半世紀を超えて愛される、国民的落ち物アクションパズルゲーム。さまざまなデバイスで展開しており、幅広い世代に人気を得ている。18年3月にはJeSU公認タイトルになり、プロゲーマーが誕生した。小学生の部は、オフラインで地方ブロック予選を行う。一般の部は、各都道府県ごとにオフライン予選を実施する。

 「ウイニングイレブン 2019」は、シリーズを通して20年以上楽しまれてきたサッカーゲーム。18年9月には、世界累計販売本数が1億本を超えた。「第18回アジア競技大会」のデモンストレーション競技に選ばれたeスポーツ大会にも採用された。大会は、3対3の「PESLEAGUE CO-OP」モードを使用する。01年4月2日~04年4月1日に生まれた人が対象になる少年の部と、オープンの部がある。各都道府県サッカー協会がサポートにつき、アイ・オー・データ機器が機材を提供する。
 

 今回の発表にあたり、国体実行委員長を務める大井川和彦・茨城県知事は、「今年5月の開催発表から、本大会に対して多くの反響があった。より多くの選手が参加できると考え、JeSUから依頼のあったタイトルの追加を決定した。本大会が盛り上がることを期待している」とコメントしている。